砂に並べて書いた二人の名前は、雨で片方だけ消える。「Heading Home」は、若い日の景色が失われたあと、残された一人がどこへ向かうのかを問い続ける歌だ。サビの「Guess」は、帰る先を確かめきれない声を残している。
Alan Walker(アラン・ウォーカー) & Ruben 公式配信ページ
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歌詞・和訳
歌詞と和訳
Verse 1
I was so insatiable
満たされることを知らないほど、求め続けていた
'Til the lights came on and the stories got old
明かりがつき、物語が古びるまでは
Now there's no one here, I know
もうここには誰もいない、それは分かっている
And the city outside's not the same anymore
窓の外の街も、もう昔とは違う
Pre-Chorus 1
And now, I remember when we were young
そして今、僕らが若かった頃を思い出す
We'd write our names in the sand
二人の名前を砂に書いた
So carelessly
何も気にせずに
Then the rain came and yours was gone
やがて雨が降り、君の名前は消えた
And now mine, it stands alone
今は僕の名前だけが、ぽつんと残っている
Chorus
Nobody sees me, now I'm a one man show
もう誰も僕を見ない、今は一人きりの舞台だ
I'll do this on my own
一人でやっていくよ
We knew it all then, now this is all I know
あの頃はすべて分かっていた、今分かるのはこれだけ
Guess I'm heading home now
どうやら僕は家へ向かっている
Guess I'm heading home now
どうやら僕は家へ向かっている
Guess I'm heading home now
どうやら僕は家へ向かっている
Verse 2
When the music always played
いつも音楽が流れていた頃
With the sound of our lives and the sweetest escape
僕らの暮らしの音と、何より甘い逃げ場所になって
And the neighbors would complain
近所の人が文句を言っても
We would turn it up louder, who cares anyway?
もっと音を上げた、そんなこと気にしないで
Pre-Chorus 2
'Cause we, we remembered that we were young
だって僕らは、若かったことを覚えていた
Our lives were grains in the sand
僕らの人生は砂粒で
That we made our castles and kingdoms of
その砂で城も王国もつくった
Now the waves have torn them down
今は波がすべて崩してしまった
Chorus
Nobody sees me, now I'm a one man show
もう誰も僕を見ない、今は一人きりの舞台だ
Guess I'm heading home now
どうやら僕は家へ向かっている
Guess I'm heading home now
どうやら僕は家へ向かっている
Bridge
You'll find me
君は僕を見つけるだろう
I'll be here
僕はここにいる
I can't see
もう見えない
I can't breathe anymore
もう息もできない
But how could we have stayed?
でも、どうすればあのままでいられただろう
You were high on love, I was drunk
君は愛に舞い上がり、僕は酔っていた
Drunk on the pain (Ooh)
痛みに酔っていたんだ(ああ)
Outro
Guess I'm heading, I'm heading, I'm heading
たぶん僕は、向かっている、向かっている、向かっている
I'm heading home
家へ向かっている
Guess I'm heading home now
どうやら僕は家へ向かっている
歌詞を深く読む
砂に残った一つの名前が、一人きりの舞台へつながる
「We'd write our names in the sand」では、二人の名前を同じ場所に並べる。ところが雨が来ると「yours was gone」と君の名前だけが消え、「mine, it stands alone」と僕の名前だけが残る。砂に書いた名前は最初から消えやすい。それでも片方だけ残るため、語り手は二人でいた時間と、今一人で立つ景色を同時に見せられる。
サビの「one man show」は、この砂の上の一つの名前を舞台の言葉で言い直す。誰にも見られないまま「I'll do this on my own」と口にする声は、力強い独立宣言だけには聞こえない。かつて共有していた場所に、自分の役だけが残った寂しさがある。
砂粒でつくった王国を、波が崩す
二番の「Our lives were grains in the sand」は、二人の人生を小さな砂粒にたとえる。その砂で「castles and kingdoms」を築いたという大きな言葉が続く。ささやかな日々でも、二人には王国ほど広い世界だったのだろう。だが「the waves have torn them down」で波が城を崩し、一番の雨が名前を消した場面と響き合う。
かつては音楽が流れ、近所から苦情が来ても音量を上げた。「who cares anyway?」には、周りの目より二人の時間を選ぶ若さがある。冒頭では街が以前と違って見え、サビでは「Nobody sees me」となる。同じ街にいても、共有していた音と視線が失われたことで、景色そのものが変わったように感じられる。
「Guess I'm heading home」の帰り先は、言い切られない
サビは「I'm home」ではなく「Guess I'm heading home now」と繰り返す。「heading」はまだ向かう途中で、「Guess」は確信よりもためらいに近い。家がどこなのか、そこに誰がいるのかは歌われない。残された一人が進む方向を、とりあえず「home」と呼んでいるように響く。
橋渡しの部分では「You'll find me」「I'll be here」と、見つけてもらえる場所にいるような声が出る。すぐに「I can't see」「I can't breathe anymore」と続くため、そこは落ち着ける到着点ではない。「You were high on love, I was drunk on the pain」は、同じ二人でも愛と痛みの中で違うものに酔っていたことを示す。「how could we have stayed?」という問いを経ても、最後はやはり帰途の反復に戻る。
参照と出典
アイキャッチ画像クレジット:写真:Sony Music Sweden(2018年11月30日)、既存切り抜き:Meganenohito。Wikimedia Commons/原出典。CC BY 3.0。変更:追加のトリミング・リサイズ、彩度・コントラスト調整、紺色グラデーションと文字の追加。写真はAlan Walkerのみ。公式アートではなく、推薦・承認を示しません。

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