Ava Max「So Am I」和訳と深読み|型に収まらないあなたへ差し出す「私も」

Ava Maxの実写ライブ写真と「So Am I」「その違和感に、私もいる」の文字を配した記事用カバー。

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周囲になじめず、自分の内側までおかしく思えてしまう。その感覚に「So Am I」は「私もそう」と応える。「misfit」「outcast」「format」と並ぶ言葉は、収まれない人と、その人を測る型を映す。語り手も自分の秘密を明かすことで、励ましを一緒に立つ声へ変えていく。

歌詞・和訳 / 歌詞を深く読む

歌詞と和訳

Chorus

Do you ever feel like a misfit?

自分だけなじめないと感じることはある?

Everything inside you is dark and twisted

自分の中の何もかもが、暗くねじれているように

Oh, but it's okay to be different

でも、人と違っていていいんだよ

'Cause, baby, so am I (So am I, so am I, so am I-I-I-I-I)

だって、私もそうだから(私も、私も、私もそう)

Verse 1

Can you hear the whispers all across the room?

部屋のあちこちで、ひそひそ話が聞こえる?

You feel their eyes all over you like cheap perfume

安っぽい香水みたいに、みんなの視線がまとわりつく

You're beautiful, but misunderstood

あなたは美しいのに、分かってもらえない

So why you tryna be just like the neighborhood?

なのにどうして、周りの人と同じになろうとするの?

Pre-Chorus

I can see ya, I know what you're feelin'

あなたが見える、その気持ちも分かる

So let me tell you 'bout my little secret

だから、私の小さな秘密を教えてあげる

I'm a little crazy underneath this

こんな見た目の奥で、私も少しはみ出してる

Underneath this

この内側では

Chorus

Do you ever feel like a misfit?

自分だけなじめないと感じることはある?

Everything inside you is dark and twisted

自分の中の何もかもが、暗くねじれているように

Oh, but it's okay to be different

でも、人と違っていていいんだよ

'Cause, baby, so am I (So am I, so am I, so am I)

だって、私もそうだから(私も、私も、私もそう)

Do you ever feel like an outcast?

のけ者にされたように感じることはある?

You don't have to fit into the format

決まった型に収まらなくていい

Oh, but it's okay to be different

人と違っていていいんだよ

'Cause, baby, so am I (So am I, so am I, so am I-I-I-I-I)

だって、私もそうだから(私も、私も、私もそう)

Verse 2

Oh, so dress up fancy like Sid and Nancy (Yeah)

シドとナンシーみたいに、派手に着飾って(そう)

Walkin' Killer Queen, gotta keep 'em guessin'

歩くキラー・クイーン、みんなをはらはらさせて

So, baby, come pass me a lighter

ねえ、ライターをこっちに渡して

We're gonna leave 'em on fire (Ah)

みんなを燃え上がらせよう(ああ)

We're the sinners and the blessings (Oh yeah)

私たちは罪人でも、祝福でもある(そう)

Pre-Chorus

I can see ya, I know what you're feelin'

あなたが見える、その気持ちも分かる

So let me tell you 'bout my little secret

だから、私の小さな秘密を教えてあげる

I'm a little crazy underneath this

こんな見た目の奥で、私も少しはみ出してる

Underneath this, oh

この内側では、そう

Chorus

Do you ever feel like a misfit?

自分だけなじめないと感じることはある?

Everything inside you is dark and twisted

自分の中の何もかもが、暗くねじれているように

Oh, but it's okay to be different

でも、人と違っていていいんだよ

'Cause, baby, so am I (So am I, so am I, so am I)

だって、私もそうだから(私も、私も、私もそう)

Do you ever feel like an outcast?

のけ者にされたように感じることはある?

You don't have to fit into the format

決まった型に収まらなくていい

Oh, but it's okay to be different

人と違っていていいんだよ

'Cause, baby, so am I (So am I, so am I, so am I-I-I-I-I)

だって、私もそうだから(私も、私も、私もそう)

Bridge

(Ah-ah-ah)

(ああ、ああ、ああ)

You're king and you're queen

あなたは王でもあり、女王でもある

You're strong, then you're weak

強くなったり、弱くなったり

You're bound, but so free

縛られているのに、とても自由

(Ah-ah-ah)

(ああ、ああ、ああ)

So come and join me

だから、こっちに来て一緒にいよう

And call me Harley

私のことはハーレイと呼んで

And we'll make 'em scream

みんなを叫ばせよう

Chorus

Do you ever feel like a misfit?

自分だけなじめないと感じることはある?

Everything inside you is dark and twisted

自分の中の何もかもが、暗くねじれているように

Oh, but it's okay to be different

でも、人と違っていていいんだよ

'Cause, baby, so am I (So am I, so am I, so am I)

だって、私もそうだから(私も、私も、私もそう)

Do you ever feel like an outcast?

のけ者にされたように感じることはある?

You don't have to fit into the format

決まった型に収まらなくていい

Oh, but it's okay to be different

人と違っていていいんだよ

'Cause, baby, so am I (So am I, so am I, so am I-I-I-I-I)

だって、私もそうだから(私も、私も、私もそう)

歌詞を深く読む

なじめない感覚を、あなたの欠点にしない

サビの「misfit」は、場にうまく収まれない人の像を作る。ただし語り手は、あなたはそういう人だと断定せず、そんなふうに感じることがあるかと尋ねる。相手を新しい分類に閉じ込めず、本人が持っている感覚から会話を始める。そのため、続く内側が暗くねじれているという言葉も、人間性の判定ではなく、その人にとってのつらい感触として響く。

次のサビでは、周囲からのけ者にされる感覚も問われる。収まれないという自分の内側の感覚と、外へ追いやられる他人の態度は同じではないが、互いを強めることがある。一番に出てくるひそひそ話と視線は、その外側の圧力を具体化する。理解されないことが、自分がおかしい証拠のように感じられてしまう場面だ。

視線は安っぽい香水にたとえられる。一瞬目が合うだけでなく、まとわりついて、その場にいるあいだ逃れにくい。そこへ、あなたは美しいのに理解されていないと語り手が返す。周囲の見方を本人の価値へ直結させず、見る側の理解の不足を間に置くので、相手を直すべき対象として扱わない励ましになる。

人が収まれないなら、その型を疑う

「format」は、人が収まるよう求められる決まった形式を見えるものにする。最初は自分が合わないという感覚だったのに、ここでは合わせる先の型が問われる。収まらなくていいという言葉は、もっと頑張って周囲に似なさいという助言から、周囲の形を唯一の正解にしなくていいという許可へ、視点を動かす。

一番では、近所や周りの人と同じになろうとしている相手へ問いかける。二番になると、派手に着飾り、相手に簡単には見抜かせない姿が現れる。周囲の視線に縮こまっていた場面から、周囲を戸惑わせる側へと向きが変わる。ただ目立てばいいという一般論ではなく、見られ方を一つに固定されることから抜ける動きとしてつながる。

ブリッジも、人を一つの型へ整理しない。王と女王、強さと弱さ、束縛と自由が、一人の中へ並べられる。特に強さから弱さへ動く言葉は、強くなれば二度と弱くならないという励ましを避ける。矛盾した面や日によって違う姿があっても、一緒にいることの条件から外れない。その広さが、型に収まらなくていいというサビの中身になる。

「私も」は、外から慰める言葉を変える

「So am I」は、私も同じだという短い返事だ。けれど、語り手はその返事を言うだけでなく、サビの前に自分の小さな秘密を渡す。見える姿の下では自分も少し周囲の基準から外れていると話すことで、相手だけを見られる側に置かない。お互いに、表からは分からない面を持つ人として向き合う。

内側を指す言葉の反復は、見た目で分かったと思わないでほしいという一番の流れを、語り手自身にも返す。相手の気持ちが分かると言う根拠が、相手を遠くから観察した知識ではなく、自分の中にもある感覚として示される。そのため、あなたは大丈夫と評価を下す声より、同じ場所に立って返事をする声に近づく。

最後の誘いは、もっと普通になってから来てとは言わない。強さも弱さも、自由も縛られる面も並べたあとで、一緒に来てと呼ぶ。サビの短い返事が繰り返されるたびに、違っていることを一人で引き受けなくていいという関係が結び直される。曲の結末は型への適合ではなく、そのまま近づける相手がいることになる。

参照と出典

ユーザー保存の英語原文(曲ページ:Genius)

アイキャッチ画像クレジット:写真:Avaduasupremacy/Wikimedia Commons/CC BY-SA 4.0。変更:トリミング、リサイズ、彩度・コントラスト調整、紺色グラデーションと記事用文字の追加。改変後のカバーもCC BY-SA 4.0で提供します。写真はAva Maxで、当該楽曲の演奏記録や公式アートではありません。

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