写真:Drew de F Fawkes/Wikimedia Commons/CC BY 2.0。変更:トリミング、リサイズ、彩度・コントラスト調整、紺色グラデーションと記事用文字の追加。写真に写るアーティストはImagine Dragonsの演奏者です。当該楽曲の演奏記録や公式アートではありません。
「Demons」の語り手は、大切な人を守るために真実を隠したいと言いながら、目の奥を見てほしいとも歌う。魔物は外から来る敵ではなく、自分の内側にいる。遠ざけたい気持ちと、助けを求める気持ちが同じ呼びかけに重なる。
歌詞・和訳
歌詞と和訳
Verse 1
When the days are cold and the cards all fold
日々は冷たく、誰もが手持ちのカードを伏せて降りるとき
And the saints we see are all made of gold
僕らの見る聖人が、みんな金でできているとき
When your dreams all fail and the ones we hail
夢はみんな破れ、たたえていた人たちが
Are the worst of all, and the blood's run stale
誰よりひどく、血もよどんでしまったとき
Pre-Chorus
I wanna hide the truth, I wanna shelter you
真実を隠したい、君を守りたい
But with the beast inside, there's nowhere we can hide
でも内側に獣がいるなら、隠れられる場所はない
No matter what we breed, we still are made of greed
何を生み出しても、僕らは欲でできている
This is my kingdom come, this is my kingdom come
これが僕の王国の訪れ、これが僕の王国の訪れ
Chorus
When you feel my heat, look into my eyes
僕の熱を感じたら、目の奥を見て
It's where my demons hide, it's where my demons hide
そこに僕の魔物が隠れている、そこに魔物が隠れている
Don't get too close, it's dark inside
近づきすぎないで、内側は暗い
It's where my demons hide, it's where my demons hide
そこに僕の魔物が隠れている、そこに魔物が隠れている
Verse 2
At the curtain's call it's the last of all
幕が下りるとき、それですべては終わる
When the lights fade out, all the sinners crawl
明かりが消えると、罪人たちは這い出してくる
So they dug your grave and the masquerade
だから彼らは君の墓を掘り、その仮面舞踏会は
Will come calling out at the mess you've made
君が引き起こした混乱を、あばこうと迫ってくる
Pre-Chorus
Don't wanna let you down, but I am hell-bound
君をがっかりさせたくない、でも僕は地獄へ向かっている
Though this is all for you, don't wanna hide the truth
全部君のためだけど、真実は隠したくない
No matter what we breed, we still are made of greed
何を生み出しても、僕らは欲でできている
This is my kingdom come, this is my kingdom come
これが僕の王国の訪れ、これが僕の王国の訪れ
Chorus
When you feel my heat, look into my eyes
僕の熱を感じたら、目の奥を見て
It's where my demons hide, it's where my demons hide
そこに僕の魔物が隠れている、そこに魔物が隠れている
Don't get too close, it's dark inside
近づきすぎないで、内側は暗い
It's where my demons hide, it's where my demons hide
そこに僕の魔物が隠れている、そこに魔物が隠れている
Bridge
They say it's what you make, I say it's up to fate
人は自分次第だと言う、僕は運命次第だと言う
It's woven in my soul, I need to let you go
それは僕の魂に織り込まれている、君を手放さなきゃ
Your eyes, they shine so bright, I wanna save that light
君の目はあんなに明るく輝く、その光を守りたい
I can't escape this now, unless you show me how
今のここからは逃げられない、君が方法を教えてくれないかぎり
Chorus
When you feel my heat, look into my eyes
僕の熱を感じたら、目の奥を見て
It's where my demons hide, it's where my demons hide
そこに僕の魔物が隠れている、そこに魔物が隠れている
Don't get too close, it's dark inside
近づきすぎないで、内側は暗い
It's where my demons hide, it's where my demons hide
そこに僕の魔物が隠れている、そこに魔物が隠れている
歌詞を深く読む
内側の獣からは一緒に隠れられない
「beast inside(内側の獣)」という位置は、守りたい相手への願いを難しくする。危険が外にあるなら二人で安全な場所を探せるが、危険が自分の中にあるなら、そばにいること自体が相手をその近くへ連れてくる。真実を隠すことと相手を守ることを並べた直後に、隠れ場所はないと告げるため、最初の守り方がすぐに揺らぐ。
冒頭では、聖人が金でできており、たたえた人が最悪の存在になる。頼るべきものの価値が見た目や称賛と一致しない景色から、自分の中の獣へ進む。信頼できないのは周囲だけではなく、自分もその世界から切り離された清らかな人ではない、という方向へ視線が戻る。
何を生み出しても欲でできているという反復も、自分だけの欠点を一つ挙げる告白より広い。良い結果を作れば内側まで変わるという希望を、語り手は持ちきれない。王国の訪れという大きな言葉が続くと、欲や暗さが自分の行動を支配する領域として響く。その支配下へ君まで入れたくないという願いが、近づかないでというサビへつながる。
目を見てほしいのに近づいてほしくない
サビは「eyes(目)」を見つめるよう求め、その後すぐに近づきすぎないでと告げる。真実を知ってほしい気持ちと、知った人が傷つくのを避けたい気持ちが、同じ短い段落でぶつかる。暗がりを隠すために相手を欺くだけでもなく、ただすべてを受け入れてほしいと要求するだけでもない。
目の奥に魔物が隠れているという像は、体温の近さと心の暗さを重ねる。熱を感じられる距離に相手がいるからこそ、その距離を危ないと感じる。外から見える温かさが、そのまま安心を保証するわけではない。相手に向ける感情の強さと、自分の内側への不信が同時にある。
二番では真実を隠したくないという言い方へ変わる。隠して守ろうとした一番から、隠すことも相手への裏切りになり得るという別の苦しさが現れる。それでもサビの距離を取る声は残るため、正直になることだけで問題が解けたわけではない。相手を守る方法が定まらないことを、この反復が保っている。
守りたい光に脱出の方法を求める
後半の君の目は、自分の目に隠れた魔物と対照的に明るく輝く。守りたい「light(光)」は相手の中にあるもので、自分が相手をきれいに作り替える話ではない。その光を失わせたくないから手放す必要を感じるが、同じ段落の最後では、その相手へ逃げ方を教えてほしいと願う。
運命が魂に織り込まれているという言葉は、自分の暗さを表面の癖より深いものとして捉える。簡単に取り除けないと思うから、距離を置くことが必要になる。しかし、君が教えてくれるならという条件は、完全な諦めに小さな出口を残す。助けてくれるかもしれない相手を、自分は守るために遠ざけようとしている。
最後も暗い内側を見せるサビへ戻る。救われた結末を報告するのではなく、自分の真実と相手への願いを同じ場に置いたまま終える。魔物という強い言葉は、相手を傷つけたい意志を肯定するためではなく、傷つけたくないのに自分を信用しきれない人の距離の取り方を映している。

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