
女なんか必要ないと言った直後に、自分を直してくれる相手を探す。「Heartless」の語り手は、強い自分の見せ方と、うまくいかない自分を同じ声で出す。心がないから元の暮らしへ戻ると繰り返しても、君が戻ってきた場面では、一人ではうまくやれないと明かしている。
歌詞と和訳
Intro
Young Metro, young Metro, young Metro (Sheesh)
ヤング・メトロ、ヤング・メトロ、ヤング・メトロ
Ayy (Ayy)
Young Metro, young Metro
ヤング・メトロ、ヤング・メトロ
Verse 1
Never need a bitch, I'm what a bitch need (Bitch need)
女なんか必要ない、女に必要とされるのが俺だ(必要とされる)
Tryna find the one that can fix me
俺を直してくれる相手を、探そうとしている
I've been dodgin' death in the six-speed
六速の車で、死をかわしてきた
Amphetamine got my stummy feelin' sickly
アンフェタミンで、腹が気持ち悪くなっている
Yeah, I want it all now
今すぐ全部欲しい
I've been runnin' through the pussy, need a dog pound
女とヤりまくって、犬の収容所が必要だ
Hundred models gettin' faded in the compound
敷地内で百人のモデルがハイになっている
Tryna love me, but they never get a pulse down
俺を愛そうとしても、一度も脈を取れない
Chorus
Why? 'Cause I'm heartless
なぜか? 心がないからだ
And I'm back to my ways 'cause I'm heartless
元の暮らしに戻る、心がないからだ
All this money and this pain got me heartless
この金と痛みが、俺の心をなくした
Low life for life 'cause I'm heartless
一生ろくでなし、心がないからだ
Said I'm heartless
心がないと言っただろ
Tryna be a better man, but I'm heartless
もっといい男になろうとしてる、でも心がない
Never be a weddin' plan for the heartless
心のない男に、結婚の予定などない
Low life for life 'cause I'm heartless
心がないから、一生ろくでなしだ
Verse 2
Said I'm heartless
俺には心がないと、言っただろ
So much pussy, it be fallin' out the pocket
女が多すぎて、ポケットからこぼれるほどだ
Metro Boomin turn this ho into a moshpit
メトロ・ブーミンが、この場をモッシュピットに変える
Tesla pill got me flyin' like a cockpit
テスラの錠剤で、操縦席みたいに空を飛ぶ
Yeah, I got her watchin'
彼女を釘づけにしている
Call me up, turn that pussy to a faucet
電話してこい、彼女を蛇口みたいに濡らす
Duffle bags full of drugs and a rocket
ドラッグでいっぱいのダッフルバッグ、それにロケット
Stix drunk, but he never miss a target
スティックスは酔っているが、標的を外さない
Photoshoots, I'm a star now (Star)
写真撮影、今はスターだ(スター)
I'm talkin' Time, Rolling Stone, and Bazaar now (Bazaar now)
タイム、ローリング・ストーン、バザーの話だ(バザーだ)
Sellin' dreams to these girls with their guard down (What?)
無防備な女の子たちに、夢を売っている(何?)
Seven years, I've been swimmin' with the sharks now
七年間、サメと一緒に泳いできた
Chorus
Why? 'Cause I'm heartless
なぜか? 心がないからだ
And I'm back to my ways 'cause I'm heartless
心がないから、元の暮らしに戻る
All this money and this pain got me heartless
この金と痛みが、俺の心をなくした
Low life for life 'cause I'm heartless
一生ろくでなし、心がないからだ
Said I'm heartless
心がないんだ、そう言っただろ
Tryna be a better man, but I'm heartless
もっといい男になろうとしているのに、心がない
Never be a weddin' plan for the heartless
心のない男に、結婚の予定などない
Low life for life 'cause I'm heartless
心がないから、一生ろくでなしだ
Bridge
I lost my heart and my mind
心も、頭も失った
I try to always do right
いつも正しくやろうとしている
I thought I lost you this time
今度こそ君を失ったと思った
You just came back in my life
君はまた僕の人生へ戻ってきた
You never gave up on me (Why don't you?)
君は一度も僕を見捨てなかった(どうして見捨てない?)
I'll never know what you see (Why won't you?)
君が何を見ているのか、僕には分からないままだろう(どうして?)
I don't do well when alone (Oh yeah)
一人ではうまくやれない
You hear it clear in my tone
僕の声ではっきり聞こえるだろう
Chorus
'Cause I'm heartless (Ooh)
心がないからだ
And I'm back to my ways 'cause I'm heartless
元のやり方に戻る、心がないからだ
All this money and this pain got me heartless
この金と痛みが、俺の心をなくした
Low life for life 'cause I'm heartless
一生ろくでなし、心がないからだ
Said I'm heartless
心がないと言っただろ
Tryna be a better man, but I'm heartless
いい男になろうとしてる、でも俺には心がない
Never be a weddin' plan for the heartless
心のない男に、結婚の予定などない
Low life for life 'cause I'm heartless
心がないから、一生ろくでなしだ
歌詞を深く読む
誰も必要ない声が、自分を直す一人を探す
一番の最初は、自分が女を必要とするのではなく、女が自分を必要とするという強い誇示だ。自分が選ばれる側にいることを、相手に頼らない理由にする。ところが次の行では、自分を直す人を探している。二つの行の近さが、その強さだけでは自分を保てないところをすぐに見せる。
今すぐ全部欲しいという声の周りには、車で死をかわすことや、薬で腹が気持ち悪くなることもある。手に入れるものの多さを語りながら、身体は安定していない。欲しいものが届くことと、自分が満たされた状態になることが揃わない。その差が、直してくれる相手を探す一行に戻ってくる。
百人のモデルがいる場所でも、自分を愛そうとする相手は脈を取れないと歌う。人が足りないのではなく、近づく人がいても、内側の応答が見つからないというイメージだ。心がないというサビの言葉が、ここでは鼓動の取れない身体に近づく。多くの相手に求められるという最初の自信は、応えられる力の証明にはならない。
二番で夢を売る相手は、警戒を下げた女の子たちだ。そこで語り手は自分の強い立場を使う一方、一番では自分を直す相手を求めていた。外へ出す魅力と、自分に欠けているものが同じ人にある。そのねじれが、華やかな人数や撮影の場面の中にも残る。
心がないという理由の下から、孤独な声が出る
「heartless」は、サビで自分の状態を言うだけでなく、なぜ元の暮らしに戻るのかという理由にもなる。心がないからだと何度も繰り返すことで、今の行動と、自分につけた名前が互いを支える。もっとよい男になろうとしても、でもという一言で、同じ名前へ引き戻される。
金と痛みが心をなくしたという行は、豊かさと苦しさを同じ側に置く。お金があるから痛みが消えたとは歌わない。結婚の予定もない、一生ろくでなしだという行まで続くため、現在の自分の呼び名が、そのまま未来の範囲を狭くする声になる。
ブリッジでは、君を失ったと思ったのに、君が戻ったと明かす。一度も見捨てなかった相手へ、何を自分に見ているのか分からないと言う。ここでは選ばれることを当然だと誇った冒頭と違い、選ばれる理由が自分でも分からなくなる。その後で、一人ではうまくやれないと、相手の必要さをはっきり出す。
僕の声を聞けば分かるという行は、心がないという宣言の下に、別の感情が聞こえることを相手へ委ねる。ただ、その後に戻るのも同じサビだ。君が戻ればすぐ別の自分になれるとは言わない。変わりたい声と、自分は変われないという呼び名が、最後まで一緒にある。その間に現れた孤独が、強い誇示だけではない人の輪郭を残す。

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