写真:Josiah VanDien/Wikimedia Commons/CC BY-SA 4.0。変更:トリミング、リサイズ、彩度・コントラスト調整、紺色グラデーションと記事用文字の追加。改変後のカバーもCC BY-SA 4.0で提供します。写真に写るアーティストはShawn Mendesです。当該楽曲の演奏記録や公式アートではありません。
毎朝そばを通る相手へ、言いたい言葉が口から出ない。それでも頭の中では、手をつなぎ、海辺を歩き、二人の未来まで見える。「Imagination」は、想像の親密さと、現実に言えない距離を行き来する歌だ。初めてのキスを望む夜の最後にも、これは自分だけの想像なのかという問いが残る。
歌詞と和訳
Verse 1
Oh, there she goes again, every morning, it's the same
ああ、また彼女が行く、毎朝いつも同じ
You walk on by my house, I wanna call out your name
君が家の前を通ると、名前を呼びたくなる
I wanna tell you how beautiful you are from where I'm standin'
ここから見る君がどれほど美しいか、伝えたい
You got me thinkin' what we could be 'cause
君を見て、二人がどうなれるか考えてしまう、だって
Pre-Chorus
I keep craving, craving, you don't know it but it's true
ずっと求めてる、求めてる、君は知らないけど本当なんだ
Can't get my mouth to say the words they wanna say to you
君に言いたい言葉が、口から出てこない
This is typical of love, can't wait anymore, won't wait
恋ってこういうもの、もう待てない、待たない
I need to tell you how I feel when I see us together forever
二人がずっと一緒にいる姿を思うときの気持ちを、伝えなきゃ
Chorus
In my dreams, you're with me, we'll be everything I want us to be
夢の中では君が一緒にいて、望む二人の全部になれる
And from there, who knows?
その先は、誰に分かる?
Maybe this will be the night that we kiss for the first time
今夜こそ、初めてキスをする夜かもしれない
Or is that just me and my imagination?
それとも、それは僕と僕の想像だけ?
Verse 2
We walk, we laugh, we spend our time walking by the ocean side
二人で歩き、笑い、海辺を歩いて時間を過ごす
Our hands are gently intertwined, a feeling I just can't describe
手がやさしく絡み合う、説明できない気持ち
And all this time we spent alone thinkin' we cannot belong
そして、一人で過ごした間ずっと、二人は加われないと思っていた
To something so damn beautiful, so damn beautiful
こんなにも美しい、こんなにも美しいものには
Pre-Chorus
I keep craving, craving, you don't know it but it's true
ずっと求めてる、求めてる、君は知らないけど本当なんだ
Can't get my mouth to say the words they wanna say to you
君に言いたい言葉が、口から出てこない
This is typical of love, I can't wait anymore, won't wait
恋ってこういうもの、もう待てない、待たない
Need to tell you how I feel when I see us together forever
二人がずっと一緒にいる姿を思うときの気持ちを、伝えなきゃ
Chorus
In my dreams, you're with me, we'll be everything I want us to be
夢の中では君が一緒にいて、望む二人の全部になれる
And from there, who knows?
その先は、誰に分かる?
Maybe this will be the night that we kiss for the first time
今夜こそ、初めてキスをする夜かもしれない
Or is that just me and my imagination? (Woah, oh)
それとも、それは僕と僕の想像だけ?(ああ、ああ)
Bridge
Imagination (Woah, oh, woah, oh)
想像(ああ、ああ、ああ、ああ)
Imagination (Woah, oh)
想像(ああ、ああ)
(Woah, oh, woah, oh, woah, oh, ooh)
(ああ、ああ、ああ、ああ、ああ、ああ、ああ)
Chorus
In my dreams, you're with me, we'll be everything I want us to be
夢の中では君が一緒にいて、望む二人の全部になれる
And from there, who knows?
その先は、誰に分かる?
Maybe this will be the night that we kiss for the first time
今夜こそ、初めてキスをする夜かもしれない
Or is that just me and my imagination?
それとも、それは僕と僕の想像だけ?
Outro
I keep craving, craving, you don't know it but it's true
ずっと求めてる、求めてる、君は知らないけど本当なんだ
Can't get my mouth to say the words they wanna say to you
君に言いたい言葉が、口から出てこない
歌詞を深く読む
毎朝同じ距離に、未来だけが増えていく
冒頭の出会いは、毎朝同じように相手が家のそばを通る場面だ。語り手は名前を呼びたいが、実際に呼んだという行はない。ここから見る君という言い方にも、自分が立つ場所から相手を見ている距離が残る。繰り返し目にすることが、関係が深まったことと同じにはならない始まりだ。
その距離の中で、二人がどうなれるかという可能性だけが増えていく。語り手の内側には相手への強い気持ちがあるが、相手はそれを知らない。求める言葉の反復は、気持ちが長く続くことを強める一方、同じ距離をまだ動かせていないことも示す。近さが育つのは、まず自分の想像の中になる。
もう待てない、待たないという強い決意が出ても、その後に戻るのは夢の場面だ。内側で決める速さと、相手へ言葉を渡す速さが合わない。そのため、永遠の二人を描けるほど強い気持ちが、最初の一言を簡単にしてくれるわけではない。
想像の手は動くのに、現実の口は動かない
二番では二人が歩き、笑い、手をやさしく絡める。体の近さが細かく描かれ、説明できない感覚まである。ところが、そのあとにも「mouth」から言葉が出ないという声が戻る。想像の中では自然にできる接触が、相手に話しかける現実の動きにはまだ結びつかない。
二人が長く独りで過ごし、美しい関係に加われないと思っていたという像も出る。想像の相手は、自分と同じ孤独から抜ける人として描かれる。夢の中で何でも望む二人になれるというサビには、相手と近づく願いだけでなく、自分もその美しさに加わってよいと感じたい願いが重なる。
想像の場面が鮮やかだからこそ、言葉を出せない行へ帰ると差が大きい。何も言えていない自分に対し、内側ではすでに二人の体と時間がある。歌は想像をただ空虚なものとして切り捨てず、その満ちた感覚を見せたまま、外へ届いていないという切なさを残す。
今夜の可能性を、最後の問いが開いたままにする
「imagination」は、サビの最後に、ここまで描いた二人を問い直す言葉として来る。夢の中の確かな親密さから、これは自分だけのことなのかという疑いへ戻る。相手の心まで確かめた恋愛の報告にはならず、自分の期待と、まだ分からない相手の気持ちの境界が残る。
今夜が初めてキスをする夜かもしれないという言葉には、想像が現実へ進む小さな入口がある。ただし、その先は誰にも分からないとも歌う。永遠を思い描く語り手でも、次の一夜の結果は知らない。大きな未来と、近い未来の不確かさが並ぶことで、期待は確定した予定ではなく、言えないまま持つ可能性になる。
最後のサビも問いの形を保ち、終わりには相手が知らないことと、言葉が出ないことが戻る。決意の強さだけで二人の関係が進んだという結末は描かれない。想像の中で何度も近づきながら、口にする一言をまだ必要としている。その距離が、歌の最後の親密さと寂しさを同時に作る。

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