写真:Sven-Sebastian Sajak/Wikimedia Commons/CC BY-SA 3.0。変更:トリミング、リサイズ、彩度・コントラスト調整、紺色グラデーションと記事用文字の追加。改変後のカバーもCC BY-SA 3.0で提供します。写真に写るアーティストはDan Reynoldsです。当該楽曲の演奏記録や公式アートではありません。
「It’s Time」は、始めようと呼びかけながら、自分が誰なのかは変えないと歌う。上へ進むことと、別の人になることは同じではない。底から築く道と、離れたくない街が、ひとつの決意の中にある。
歌詞・和訳
歌詞と和訳
Verse 1
So this is what you meant
そうか、これが君の言っていたことなんだ
When you said that you were spent
もう力を使い果たしたと言ったのは
And now it's time to build from the bottom of the pit
さあ、穴の底から築き始める時だ
Right to the top
てっぺんまで
Don't hold back
ためらわないで
Packing my bags and giving the academy a rain check
荷物をまとめて、学校へ行くのはまた今度にする
Pre-Chorus
I don't ever wanna let you down
君をがっかりさせたくはない
I don't ever wanna leave this town
この街を離れたくはない
'Cause after all
だって、結局のところ
This city never sleeps at night
この街は夜も眠らない
Chorus
It's time to begin, isn't it?
始める時が来た、そうだろう?
I get a little bit bigger, but then I'll admit
少し大きくはなるけど、正直に言えば
I'm just the same as I was
僕は昔のままなんだ
Now don't you understand?
まだ分からないかな?
That I'm never changing who I am
自分が誰なのかは、決して変えない
Verse 2
So this is where you fell
そうか、ここで君は倒れたんだ
And I am left to sell
僕だけが残り、売らなきゃならない
The path to heaven runs through miles of clouded hell
天国へ続く道は、何マイルもの曇った地獄を通る
Right to the top
てっぺんまで
Don't look back
振り返らないで
Turn in the rags and giving the commodities a rain check
ぼろ着を返して、商品に手を伸ばすのはまた今度にする
Pre-Chorus
I don't ever wanna let you down
君をがっかりさせたくはない
I don't ever wanna leave this town
この街を離れたくはない
'Cause after all
だって、結局のところ
This city never sleeps at night
この街は夜も眠らない
Chorus
It's time to begin, isn't it?
始める時が来た、そうだろう?
I get a little bit bigger, but then I'll admit
少し大きくはなるけど、正直に言えば
I'm just the same as I was
僕は昔のままなんだ
Now don't you understand?
まだ分からないかな?
That I'm never changing who I am
自分が誰なのかは、決して変えない
It's time to begin, isn't it?
始める時が来た、そうだろう?
I get a little bit bigger, but then I'll admit
少し大きくはなるけど、正直に言えば
I'm just the same as I was
僕は昔のままなんだ
Now don't you understand?
まだ分からないかな?
That I'm never changing who I am
自分が誰なのかは、決して変えない
Bridge
This road never looked so lonely
この道がこんなに寂しく見えたことはない
This house doesn't burn down slowly
この家はゆっくりとは燃え落ちない
To ashes, to ashes
灰になる、灰になる
Chorus
It's time to begin, isn't it?
始める時が来た、そうだろう?
I get a little bit bigger, but then I'll admit
少し大きくはなるけど、正直に言えば
I'm just the same as I was
僕は昔のままなんだ
Now don't you understand?
まだ分からないかな?
That I'm never changing who I am
自分が誰なのかは、決して変えない
It's time to begin, isn't it?
始める時が来た、そうだろう?
I get a little bit bigger, but then I'll admit
少し大きくはなるけど、正直に言えば
I'm just the same as I was
僕は昔のままなんだ
Now don't you understand?
まだ分からないかな?
That I'm never changing who I am
自分が誰なのかは、決して変えない
歌詞を深く読む
上へ進むことと別人になることの違い
サビの「bigger(大きくなる)」は、続く昔のままだという告白とぶつかる。成長したら以前の自分を捨てなければならない、という一本道にはならない。規模や立場が変わることを認めながら、誰なのかという核は変えない。その二つを一緒に言うことで、前へ進む決意が自分から離れる決意ではなくなる。
始める時だろうという問いかけは、相手を巻き込む声だ。まだ分からないかなと尋ね、自分の変わらない部分を説明するため、孤独な自己宣言だけではない。自分の歩みを見ている誰かに、変化の中でも同じ人がいることを理解してほしい。大きくなった姿だけで関係まで別物にされることへの抵抗が響く。
街を離れたくないという前の段落も、その核に具体的な場所を与える。上へ向かう道がある一方で、ここにあるつながりを失いたくはない。始めることは遠くへ出ることだけではなく、今の自分と場所を抱えて別の段階へ入ることとして歌われている。
底から築く道には地獄が続く
一番の「pit(穴)」は、出発点がすでに低い場所であることを示す。そこから築くという動作は、足りないものを一度の飛躍で埋めるより、下にある土台から上へ進むものだ。疲れ切ったという相手の言葉を理解する冒頭から続くため、始まりは元気な人だけの合図にならない。
二番では、天国へ行く道が何マイルもの地獄を通る。目指す先と通らなければならない場所を正反対の言葉でつなぎ、上へ向かうことの難しさを明確にする。しかも地獄は曇っていて、先がすべて見通せる道ではない。振り返らないでという声は、結果が保証されているから進めるのではなく、見通せなくても進むための呼びかけになる。
荷物をまとめる動作や、予定をまた今度にする言葉には、進むために何かをいったん外す選択もある。学校や商品への関わりを延期するという原文の言い方は、その価値を永遠に否定するものではない。今の道へ踏み出すために、すべてを同時には引き受けない。その小さな取捨選択が、底から築く大きな決意を現実の動きにする。
家が燃える速さと繰り返す決意
橋渡しの部分では、道がこれまでになく寂しく見え、家が灰になる像が現れる。家はとどまれる場所を感じさせるが、その場所はゆっくり燃えるのではない。準備してから少しずつ離れる余裕のない変化が、始めるという前向きな言葉へ急な喪失の感触を加える。
その直後も、サビは同じ自分でいるという言葉へ戻る。場所が安定しているから自分を保てるのではなく、場所さえ失われるような変化の中で、自分の核を保とうとする。何度も同じ宣言を歌うことは、変化がなかった証しではなく、変化のたびに確かめ直す動作になる。
最初の疲れ切った声、天国へ向かう長い地獄、灰になる家を通った後では、始める時だという言葉も軽い励ましではなくなる。動けるほど状況が整ったから始めるのではなく、不安定な現在からそれでも始める。その一歩の中に、昔の自分を連れていくという選択が残る。

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