
拾い集めたかけらで家を作り、うまくいかなければ壊して作り直す。「Lego House」は、愛を完成した形として渡すより、修復しながら支える行為として歌う。自分も支えを失いかける語り手が、最後には、もっとよく愛していくという約束へ進んでいく。
歌詞と和訳
Verse 1
I'm gonna pick up the pieces and build a LEGO house
かけらを拾い集めて、レゴの家を作るよ
If things go wrong, we can knock it down
うまくいかなければ、二人で壊せばいい
My three words have two meanings, but there's one thing on my mind
僕の三つの言葉には二つの意味があるけれど、思いはひとつ
It's all for you, mh
すべて、君のためなんだ。
Pre-Chorus
And it's dark in a cold December
冷たい12月、外は暗い
But I got you to keep me warm
でも、君が僕を温めてくれる
If you're broken, I'll mend ya
君が壊れてしまったら、僕が直す
And I'll keep you sheltered from the storm that's raging on now
今も荒れ続ける嵐から、君を守っておくよ
Chorus
I'm out of touch, I'm out of love
つながりを失って、愛も見失っている
I'll pick you up when you're gettin' down
君が落ち込むときは、僕が引き上げるよ。
And out of all these things I've done
これまで僕がしてきたことを振り返る。
I think I love you better now
今なら、もっと上手に君を愛せると思う。
I'm out of sight, I'm out of mind
姿が見えなくなり、忘れられている。
I'll do it all for you in time
いずれ、君のためにすべてをするよ。
And out of all these things I've done
今までのことを思うと、そう感じる。
I think I love you better now, now
今なら、もっと上手に君を愛せると思う。今ならね。
Verse 2
I'm gonna paint you by numbers and colour you in
番号に沿って君を描き、色をつけていく
If things go right, we can frame it, and put you on a wall
うまくいけば、額に入れて壁に飾れる
And it's so hard to say it, but I've been here before
口にするのはとても難しいけれど、僕は前にもここにいた
Now, I'll surrender up my heart, and swap it for yours
今は僕の心を差し出して、君の心と交換するよ
Chorus
I'm out of touch, I'm out of love
つながりを失って、愛も見失っている
I'll pick you up when you're gettin' down
落ち込んだ君を、僕が支えるよ。
And out of all these things I've done
これまで僕がしてきたことを振り返る。
I think I love you better now
前よりも君を大切に愛せる、今はそう思う。
I'm out of sight, I'm out of mind
目に入らず、心からも忘れられている。
I'll do it all for you in time
いつか、何もかも君のためにしてみせる。
And out of all these things I've done
今までのことを思うと、そう感じる。
I think I love you better now
今なら、もっと上手に君を愛せると思う。
Bridge
Don't hold me down
僕を押さえつけないで
I think the braces are breaking
支えが壊れ始めていると思う
And it's more than I can take
もう、僕が耐えられる以上なんだ
Pre-Chorus
And it's dark in a cold December
冷たい12月、外は暗い
But I got you to keep me warm
でも、君が僕を温めてくれる
If you're broken, I'll mend ya
君が壊れてしまったら、僕が直す
And I'll keep you sheltered from the storm that's raging on now
今も荒れ続ける嵐から、君を守っておくよ
Chorus
I'm out of touch, I'm out of love
つながりを失って、愛も見失っている
I'll pick you up when you're gettin' down
君が落ち込むときは、僕が引き上げるよ。
And out of all these things I've done
これまで僕がしてきたことを振り返る。
I think I love you better now
前よりも君を大切に愛せる、今はそう思う。
I'm out of sight, I'm out of mind
姿が見えなくなり、忘れられている。
I'll do it all for you in time
いずれ、君のためにすべてをするよ。
And out of all these things I've done
今までのことを思うと、そう感じる。
I think I love you better now
今なら、もっと上手に君を愛せると思う。
Outro
I'm out of touch, I'm out of love
つながりを失って、愛も見失っている
I'll pick you up when you're gettin' down
落ち込んだ君を、僕が支えるよ。
And out of all these things I've done
これまで僕がしてきたことを振り返る。
I will love you better now
今から、もっと上手に君を愛していくよ
歌詞を深く読む
レゴの家は、壊せるからもう一度作れる
冒頭の家は、何もないところから一度で完成させるものではない。先にかけらを拾い集める動作があり、そのあとで家になる。ばらばらのものを手でつなげる順序が、関係をもう一度形にする願いに重なる。家という大きな像の手前に小さな部品があるため、支える場所も一つずつ作るものとして感じられる。
しかも、うまくいかなければ壊せばよいと言う。「LEGO」の家は、できた形に二人を閉じ込める約束にならない。壊れることだけが失敗の終点ではなく、壊すことも二人で選べる。拾い集める動作と合わせると、この関係の価値は一度も崩れない頑丈さより、崩れたあとにもう一度触れられることにある。
二番の絵は別の条件を持つ。うまくいけば額に入れて壁へ飾る。失敗したら壊せる家と、成功したら残せる絵が向かい合う。どちらも、結果を見てから次の形を選ぶ作業だ。語り手の願いが大きくても、これからできるものが最初から完璧だと決められてはいない。
君を守る人も、君の温かさを必要とする
暗く冷たい12月には、まず相手が自分を温めてくれると歌う。そのあとで、相手が壊れたら直す、嵐から守ると約束する。守る人と守られる人が片側へ固定されず、受け取った温かさを別の支え方で返す。レゴの家も、その交換ができる居場所の像として広がる。
サビでは語り手自身が、つながりや愛を見失っていると認める。それでも相手が落ち込めば引き上げるという動作が続く。自分が十分に整ったあとでしか誰かを愛せない、という順序ではない。支えの足りない自分にも、相手へ伸ばす手は残っている。ただ、その手がどこまでも強いと歌うわけでもない。
橋渡しの部分では、自分を押さえつけないでと頼み、支えが壊れ始めていると言う。耐えられる以上だという声が、家を作り、相手を直す人の限界を見せる。そのあとで温めてもらう場面へ戻るため、守る約束は一人だけで成り立つものではなくなる。家を保つには、相手の温かさも必要なのだ。
もっとよく愛せると思う声が、最後には約束になる
繰り返すサビは、今ならもっとよく愛せると思うという形だ。「better」は気持ちが強いことだけでなく、前後の修復、引き上げる手、嵐から守る動作とつながる。何をしてきたかを振り返ったうえで、相手への向き合い方を変えられるのではないかと考えている。過去は消されず、次の愛し方を作る材料になる。
二番では、自分の心を差し出し、相手の心と交換すると歌う。自分の約束を一方的に置くだけではなく、相手の心も受け取りたい。その前には、言葉にする難しさと、以前にもここにいたという経験がある。三つの言葉に二つの意味があるという冒頭も、言葉を口にするだけでは届き方が一つに定まらない感触を残している。
最後の一行だけは、もっとよく愛せると思うという形から、愛していくという約束へ変わる。サビを何度も通ったあとだから、小さな言葉の変化が際立つ。自分の弱さや支えの崩れを見せたまま、それでもこれからの行為を引き受ける。完成した家を見せる終わりではなく、もう一度作る手を出す終わり方である。

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