写真:Drew de F Fawkes/Wikimedia Commons/CC BY 2.0。変更:トリミング、リサイズ、彩度・コントラスト調整、紺色グラデーションと記事用文字の追加。写真に写るアーティストはImagine Dragonsの演奏者です。当該楽曲の演奏記録や公式アートではありません。
「On Top of the World」の喜びには、長くこらえ、土まみれになった時間がある。頂上にいると繰り返す声は、終盤で地面に落ちた人へ立ち上がれと呼びかける。成功の歌は、誰かを連れていきたいという願いも抱えている。
歌詞・和訳
歌詞と和訳
Verse 1
If you love somebody
誰かを愛しているなら
Better tell them while they're here 'cause
ここにいるうちに伝えたほうがいい、だって
They just may run away from you
君のもとから走り去るかもしれない
You'll never know quite when, well
いつなのかなんて、分からないから
Then again, it just depends on
でも、別の見方をすれば
How long of time is left for you
君にどれくらい時間が残っているかにもよる
I've had the highest mountains
いちばん高い山々を経験してきた
I've had the deepest rivers
いちばん深い川も経験してきた
You can have it all, but life keeps moving
すべてを手にしても、人生は進み続ける
Pre-Chorus
I take it in, but don't look down
この景色を味わう、でも下は見ない
Chorus
'Cause I'm on top of the world, hey
だって世界のてっぺんにいる、さあ
I'm on top of the world, hey
世界のてっぺんにいる、さあ
Waiting on this for a while now
この瞬間を、ずっと待っていた
Paying my dues to the dirt
土まみれになって、苦労を重ねて
I've been waiting to smile, hey
笑える日を待っていた、さあ
Been holding it in for a while, hey
しばらくずっと、こらえていた、さあ
Take you with me if I can
できるなら君も連れていく
Been dreaming of this since a child
子どもの頃から、これを夢見ていた
I'm on top of the world
世界のてっぺんにいる
Verse 2
I've tried to cut these corners
近道をしようとした
Try to take the easy way out
楽な抜け道を選ぼうとした
I kept on falling short of something
それでも何かに届かないことばかりだった
I coulda gave up then, but
あの時、諦めることもできた。でも
Then again, I couldn't have 'cause
やっぱり、そうはできなかった
I've traveled all this way for something
ここまで何かを求めて進んできたから
Pre-Chorus
I take it in, but don't look down
この景色を味わう、でも下は見ない
Chorus
'Cause I'm on top of the world, hey
だって世界のてっぺんにいる、さあ
I'm on top of the world, hey
世界のてっぺんにいる、さあ
Waiting on this for a while now
この瞬間を、ずっと待っていた
Paying my dues to the dirt
土まみれになって、苦労を重ねて
I've been waiting to smile, hey
笑える日を待っていた、さあ
Been holding it in for a while, hey
しばらくずっと、こらえていた、さあ
Take you with me if I can
できるなら君も連れていく
Been dreaming of this since a child
子どもの頃から、これを夢見ていた
I'm on top of the world
世界のてっぺんにいる
Interlude
Oh-woah, oh-oh, oh-oh
ああ、ああ、ああ
Oh-woah, oh-oh
ああ、ああ
Chorus
'Cause I'm on top of the world, hey
だって世界のてっぺんにいる、さあ
I'm on top of the world, hey
世界のてっぺんにいる、さあ
Waiting on this for a while now
この瞬間を、ずっと待っていた
Paying my dues to the dirt
土まみれになって、苦労を重ねて
I've been waiting to smile, hey
笑える日を待っていた、さあ
Been holding it in for a while, hey
しばらくずっと、こらえていた、さあ
Take you with me if I can
できるなら君も連れていく
Been dreaming of this since a child
子どもの頃から、これを夢見ていた
Bridge
And I know it's hard when you're falling down
転んだときに苦しいのは分かってる
And it's a long way up when you hit the ground
地面まで落ちれば、上への道は長い
Get up now, get up, get up now
さあ立ち上がれ、立ち上がれ、今
And I know it's hard when you're falling down
転んだときに苦しいのは分かってる
And it's a long way up when you hit the ground
地面まで落ちれば、上への道は長い
Get up now, get up, get up now
さあ立ち上がれ、立ち上がれ、今
Chorus
'Cause I'm on top of the world, hey (And I know it's hard when you're falling down)
だって世界のてっぺんにいる、さあ(転んだときに苦しいのは分かってる)
I'm on top of the world, hey (And it's a long way up when you hit the ground)
世界のてっぺんにいる、さあ(地面まで落ちれば、上への道は長い)
Waiting on this for a while now (Get up now, get up)
この瞬間を、ずっと待っていた(さあ立ち上がれ、立ち上がれ)
Paying my dues to the dirt (Get up now)
土まみれになって、苦労を重ねて(さあ立ち上がれ)
I've been waiting to smile, hey (And I know it's hard when you're falling down)
笑える日を待っていた、さあ(転んだときに苦しいのは分かってる)
Been holding it in for a while, hey (And it's a long way up when you hit the ground)
しばらくずっと、こらえていた、さあ(地面まで落ちれば、上への道は長い)
Take you with me if I can (Get up now, get up)
できるなら君も連れていく(さあ立ち上がれ、立ち上がれ)
Been dreaming of this since a child (Get up, now)
子どもの頃から、これを夢見ていた(立ち上がれ、今)
I'm on top of the world
世界のてっぺんにいる
歌詞を深く読む
頂上の喜びには土の感触が残る
「on top of the world」は、最高の気分を表す言葉であると同時に、上下のある場所を思い浮かべさせる。歌詞は高い山と深い川を経験してきた声からそこへ進むため、ただ気分が良いという宣言へ、上り下りしてきた道の感触が重なる。
サビの中には、土へ苦労の代価を払ってきたという像がある。今の高さを誇る段落に、低い地面の語が残る。笑える日を待ち、長くこらえていたという行も、喜びがいつでも手に入るものではなかったことを示す。頂上だけを切り取った成功の姿ではなく、そこへ至るまでの抑えた表情が、今の笑顔の強さを作っている。
二番では楽な抜け道や近道を試しても届かなかったと歌う。努力がいつも最短で報われたわけではない。諦められなかった理由は、すでにここまで進んできたことにある。サビの待っていたという反復は、何もせず待った時間よりも、届かないまま進み続けた時間を含むようになる。
今味わうことと伝えることを急ぐ
冒頭は、自分の成功ではなく、愛する人へ今伝えるよう呼びかける。相手がいなくなる時も、自分に残る時間も分からない。人生はすべてを手に入れても進み続けると続くため、頂上は時間が止まる終着点ではない。到達した景色も、人との関係も、今あるうちに味わう必要がある。
景色を「take it in(受け取って味わう)」と言いながら下を見ないという一行には、その喜びへ集中する姿がある。後で地面に落ちる場面が出ることを考えると、下を見ることは高さを楽しむだけではなく、落ちる怖さを連れてくる。せっかく着いた今の瞬間を、その怖さだけで埋めないという方向へ声が動く。
君を連れていけるならというサビの願いは、冒頭の関係への呼びかけを引き継ぐ。頂上に着いた自分だけで満足するのではなく、そこで見えるものを誰かと共有したい。子どもの頃の夢がかなう喜びへ、今一緒にいる人との時間が加わる。
高い場所の歌に転んだ人の声が重なる
後半の「ground(地面)」は、頂上の反対側にある。落ちた後には上へ戻る道が長いと告げるため、立ち上がれという言葉は、苦労を知らない高い場所からの軽い命令になりにくい。サビで土まみれの時間を歌った声が、その長さを知っていると呼びかける。
最後は頂上にいるサビと、落ちた人へ向ける言葉が同時に進む。片方を終えてから次を歌うのではないため、喜びの場所と苦しい場所が同じ時間にあることを音の重なりが示す。自分が上にいる間にも、誰かは地面から始めている。君も連れていきたいという願いが、その構造の中で具体的になる。
上にいることは他人より優れている証明だけではなく、下にいる人へ届く声を持つことにもなる。長く待った自分の笑顔を保ちながら、同じく長い道を進む相手へ手を差し出す。その両方が残るため、頂上という題名の喜びには地面を忘れない温度がある。

コメントをどうぞ