写真:Drew de F Fawkes/Wikimedia Commons/CC BY 2.0。変更:トリミング、リサイズ、彩度・コントラスト調整、紺色グラデーションと記事用文字の追加。写真に写るアーティストはImagine Dragonsの演奏者です。当該楽曲の演奏記録や公式アートではありません。
「Thunder」は、まだ誰にも大きく聞こえなかった自分を、雷鳴より先の稲妻に重ねる。周囲に笑われ、型に収まるよう求められても、内側ではすでに何かが光っていた。あとから届く音が、その時間差を埋める。
歌詞・和訳
歌詞と和訳
Verse 1
Just a young gun with a quick fuse
ただの若者で、導火線は短かった
I was uptight, wanna let loose
張りつめていて、羽目を外したかった
I was dreaming of bigger things and
もっと大きなことを夢見ていた
Wanna leave my own life behind
今の自分の暮らしを置いていきたかった
Not a "Yes, sir," not a follower
『はい、かしこまりました』とは言わない、誰かについていく人でもない
Fit the box, fit the mold, have a seat
箱に収まれ、型に合え、そこに座れ
In the foyer, take a number
玄関ホールで、番号を取れ
I was lightning before the thunder
雷鳴より先に、僕は稲妻だった
Pre-Chorus
Thunder, thunder, thunder, thun—
雷、雷、雷、か――
Thunder, th-th-thunder, thunder
雷、か、か、雷、雷
Thunder, thunder, thun—
雷、雷、か――
Thunder, th-th-thunder, thunder
雷、か、か、雷、雷
Chorus
Thunder, feel the thunder
雷、雷鳴を感じろ
Lightning, then the thunder
稲妻、その後に雷鳴
Thunder, feel the thunder
雷、雷鳴を感じろ
Lightning, then the thunder, thunder, thunder
稲妻、その後に雷鳴、雷鳴、雷鳴
Thunder
雷鳴
Verse 2
Kids were laughin' in my classes
教室では、ほかの子たちが笑っていた
While I was schemin' for the masses
その間も僕は、大勢へ届く計画を練っていた
Who do you think you are?
自分を何者だと思っている?
Dreaming 'bout being a big star
大スターになる夢なんか見て
They say, "You're basic," they say, "You're easy"
『ありふれてる』と言われ、『単純だ』と言われた
You're always riding in the backseat
いつも後部座席に乗っているだけだと
Now I'm smilin' from the stage while
今はステージの上から僕が笑い
You were clappin' in the nosebleeds
君はずっと上の席で拍手していた
Pre-Chorus
Thunder, thunder, thunder, thun—
雷、雷、雷、か――
Thunder, th-th-thunder, thunder
雷、か、か、雷、雷
Thunder, thunder, thun—
雷、雷、か――
Thunder, th-th-thunder, thunder
雷、か、か、雷、雷
Chorus
Thunder, feel the thunder
雷、雷鳴を感じろ
Lightning, then the thunder
稲妻、その後に雷鳴
Thunder, feel the thunder
雷、雷鳴を感じろ
Lightning, then the thunder, thunder
稲妻、その後に雷鳴、雷鳴
Bridge
Thunder, feel the thunder
雷、雷鳴を感じろ
Lightning, then the thunder, thunder
稲妻、その後に雷鳴、雷鳴
Chorus
Thunder, feel the thunder
雷、雷鳴を感じろ
Lightning, then the thunder, thunder
稲妻、その後に雷鳴、雷鳴
Thunder, feel the thunder
雷、雷鳴を感じろ
Lightning, then the thunder, thunder
稲妻、その後に雷鳴、雷鳴
Thunder, feel the thunder (Never give up, never give up)
雷、雷鳴を感じろ(諦めないで、諦めないで)
Lightning, then the thunder, thunder (Never give up on your dreams)
稲妻、その後に雷鳴、雷鳴(夢を諦めないで)
Thunder, feel the thunder (Never give up, never give up)
雷、雷鳴を感じろ(諦めないで、諦めないで)
Lightning, then the thunder, thunder (Never give up on your dreams)
稲妻、その後に雷鳴、雷鳴(夢を諦めないで)
Outro
Thunder, thunder, thun—
雷、雷、か――
Thunder, th-th-thunder, thunder
雷、か、か、雷、雷
Thunder, thunder, thun—
雷、雷、か――
Thunder, th-th-thunder, thunder (Woo)
雷、か、か、雷、雷(ああ)
Thunder, thunder, thun—
雷、雷、か――
Thunder, th-th-thunder, thunder
雷、か、か、雷、雷
Thunder, thunder, thun—
雷、雷、か――
Thunder, th-th-thunder, thunder
雷、か、か、雷、雷
歌詞を深く読む
雷鳴より先に内側で光っていた
「lightning(稲妻)」は「thunder(雷鳴)」より先に届く。歌詞はこの時間差を、自分の中にある力と、それが周囲へ大きく聞こえる時との違いへ重ねる。声がまだ認められないから何もなかった、という見方を変え、外に響く前から光るものがあったと告げる。
一番では、張りつめた若者がもっと大きなことを夢見ている。今の暮らしを置きたいという願いがあっても、まだ実現した姿はない。導火線が短いという像は、その内側にある勢いが静かな安定ではなく、すぐ火がつきそうな緊張でもあることを示す。稲妻の強さには、評価されないままにたまった圧力もある。
サビは稲妻の後に雷鳴と何度も順序を言い直す。周囲の拍手が先に力を作ったのではなく、先にあったものがあとから聞こえる。自分の価値を、すぐ返ってきた反応だけで測らないという読みを、この自然現象の順番が支える。
箱と型と番号が夢を小さくする
周囲からの注文には、箱へ収まる、型へ合う、座る、番号を取るという動作が並ぶ。「box(箱)」は決められた空間へ収める像で、型は同じ形を求める像だ。さらに番号を取ると、自分の順番や扱いまで外側の仕組みへ渡される。大きいものを夢見る声に対して、用意された位置へ入れという圧力が具体的になる。
冒頭の従うだけの人にはならないという宣言は、その注文に答えている。反抗することそのものが目的なのではなく、自分の考える大きさを、周囲の小さい枠だけで決めさせない。二番で大勢へ届く計画を練っている間に教室で笑われる姿も、自分の見ている規模と周囲の評価がずれていることを示す。
ありふれている、単純だという評判と、後部座席という像が続くと、個性と主導権の両方を否定されているように響く。後部座席の人は進路を決める側ではない。誰かについていくだけではないという一番の声が、その評価に対する具体的な返事になる。
教室の笑いが観客席の拍手へ変わる
二番の終わりでは、自分が舞台の上で笑い、相手が高い観客席で拍手する。教室で笑われた人が、今は見られる場所を持つ。笑う行為そのものは繰り返されるが、誰がどこにいるかが逆転するため、過去の嘲笑に対する現在の応答になる。
相手の席は高く遠い位置にあり、自分の場所は舞台だ。単に上か下かで優劣を決めるのではなく、発する人と受け取る人の立場が変わる。かつて枠へ入れと言われた声が、今は多数へ届く雷鳴の側になる。拍手はその力の出発点ではなく、あとから届いた反応として置かれる。
最後は夢を諦めるなという声をサビへ重ね、雷鳴の反復が長く残る。個人の逆転を一度報告して終えるのではなく、まだ自分の音が聞こえていない人へ、その時間差を伝える。稲妻が先にあるという順序が、昔の自分と今の呼びかけ先をつなぐ。

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