Imagine Dragons「Walking the Wire」和訳と深読み|危うい高さで、同じ道を歩く

Imagine Dragonsの演奏者の写真に「Walking the Wire」と「危うい高さで、同じ道を歩く」の文字を配した記事用カバー。
写真:Drew de F Fawkes(Imagine Dragonsの演奏者)。出典:Wikimedia Commons/CC BY 2.0。変更:トリミング、リサイズ、彩度・コントラスト調整、紺色グラデーションと記事用文字の追加。顔の修整なし。当該楽曲の演奏記録や公式アートではありません。

高い場所にいるから、胸が高鳴る。高い場所にいるから、落ちるのも怖い。「Walking the Wire」は恋の喜びと危うさを、一本の綱の上へ同時に置く。引き返せると知った二人が、それでも踏み出し、嵐の中で相手の手を取る。その選択が反復されるサビを支えている。

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歌詞と和訳

Verse 1

Do you feel the same when I'm away from you? (Oo-ooh, oo-ooh)

離れているときも、同じ気持ちでいる?

Do you know the line that I'd walk for you? (Oo-ooh, oo-ooh)

君のために僕が渡る綱を、知ってる?

We could turn around or we could give it up

引き返すことも、やめることもできる

But we'll take what comes, take what comes

でも、何が来ても受け止める、受け止める

Verse 2

Oh, the storm is ragin' against us now (Oo-ooh, oo-ooh)

嵐が今、二人へ吹きつけている

If you're afraid of falling, then don't look down (Oo-ooh, oo-ooh)

落ちるのが怖いなら、下を見ないで

But we took the step, oh, we took the leap

でも二人は踏み出した、飛び込んだ

And we'll take what comes, take what comes

そして、何が来ても受け止める、受け止める

Pre-Chorus

Feel the wind in your hair

髪に触れる風を感じて

Feel the rush way up here

この高い場所で、胸の高鳴りを感じて

Chorus

We're walkin' the wire, love

愛しい人よ、二人は綱渡りをしている

We're walkin' the wire, love

二人で綱を渡っている、愛しい人よ

We couldn't be higher, up

これ以上ないほど、高いところにいる

We're walkin' the wire, wire, wire

二人は綱を渡っている、綱を渡っている

Verse 3

There's nights we had to just walk away (Oo-ooh, oo-ooh)

立ち去るしかなかった夜もある

And there's tears we'll cry, but those tears will fade (Oo-ooh, oo-ooh)

これから流す涙もある。でも、その涙はやがて消えていく

It's a price you pay when it comes to love

愛するときには、払う代償がある

And we'll take what comes, take what comes

そして、何が来ても受け止める、受け止める

Pre-Chorus

Feel the wind in your hair

髪に触れる風を感じて

Feel the rush way up here

この高い場所で、胸の高鳴りを感じて

Chorus

We're walkin' the wire, love

愛しい人よ、二人で綱を渡っている

We're walkin' the wire, love

愛しい人よ、二人は綱渡りをしている

We couldn't be higher, up

これ以上ないほど、高いところにいる

We're walkin' the wire, wire, wire

綱を渡っている、二人は綱を渡っている

Bridge

So look out down below

だから、下にいる人たち、気をつけて

Look out down below

下にいる人たち、気をつけて

Look out down below

気をつけて、下にいる人たち

Walkin' the wire, wire, wire

綱を渡っている、渡っている

So look out down below

だから気をつけて、下にいる人たち

Verse 4

Oh, I'll take your hand when thunder roars

雷が響くときには、君の手を取る

And I'll hold you close, I'll stay the course

君を抱き寄せ、この道を進み続ける

I promise you from up above

この高い場所から、君に約束する

That we'll take what comes, take what comes, love

何が来ても、二人で受け止める、愛しい人よ

Chorus

We're walkin' the wire, love

二人で綱を渡っている、愛しい人よ

We're walkin' the wire, love

愛しい人よ、二人で綱を渡っている

We couldn't be higher, up (Couldn't be, couldn't be)

これ以上ないほど、高いところにいる(これ以上は高くなれない、高くなれない)

We're walkin' the wire, wire, wire

二人は綱を渡っている、綱を渡っている

Outro

So look out down below

だから、下にいる人たち、気をつけて

Look out down below

下にいる人たち、気をつけて

Look out down below

気をつけて、下にいる人たち

Walkin' the wire, wire, wire

綱を渡っている、綱を渡っている

So look out down below

だから気をつけて、下にいる人たち

We're walkin' the wire

二人は綱を渡っている

We're walkin' the wire

二人は綱を渡っている

We're walkin' the wire, wire, wire

綱を渡っている、二人は綱を渡っている

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高さは、二人の喜びと怖さを一緒に強める

最初の問いは、離れているときも同じ気持ちでいるかというものだ。二人がつながっていることを、語り手は最初から当然にしていない。そのあと、自分が相手のために渡る線を知っているかと問い、サビで「wire」が具体的な綱になる。恋のために歩く道は、広く安定した足場としては描かれない。

嵐に向き合い、下を見れば落ちるのが怖くなる。それでも同じ高さの風が髪に触れ、高揚も生む。危険と喜びは別々の場面に分けられず、同じ場所で起きている。だから、これ以上高くはなれないというサビには、最高の気持ちという響きと、足を踏み外せば遠く落ちるという緊張の両方がある。

綱を渡るという言葉を何度も続けるのも、向こう岸へ到着したことの報告ではない。今も細い足場の上を歩いている動作が続く。一度勇気を出したら不安がなくなる恋としてではなく、一歩ずつ関係を進める恋として聞こえる。高さを保つほど、相手と同じ向きへ進むことが重要になる。

橋渡しの部分では、下にいる人へ注意を呼ぶ声が繰り返される。さっき下を見ることを恐れた二人が、今度は高い場所から声を出す。危うさは残るが、その場所を自分たちの位置として引き受ける勢いがある。見る向きと呼びかけの向きが変わることで、恐れだけでは終わらないサビの高揚が強まる。

引き返せる二人が、来るものを受け止めると選ぶ

一番には、引き返すことも諦めることもできると明示される。進む以外の道がないから続ける、という関係ではない。そのあと、来るものを受け止めると決める。二番では、すでに一歩を踏み出し、飛び込んだとも歌う。未来への選択が、いまの足場を二人で作ったという過去の動作へつながる。

三番は立ち去るしかなかった夜と、これから流す涙を並べる。過去にも痛みがあり、未来にも痛みはある。それでも涙は薄れていくという見通しが添えられる。愛の代償を一度で払い終える話ではなく、痛む時間を通り、そのあとも進めるかを問う。来るものを受け止めるという同じ言葉は、節が進むごとに具体的なものを引き受けていく。

最後の節では、雷が響いたときに手を取る、抱き寄せる、道を保つという動作が現れる。怖がらないでという言葉だけでは足りず、怖さが来た場面でどうそばにいるかを示す。手を握ることが、二人の綱渡りに実際の支えを与える。語り手の約束は危険を消すことより、危険の中で関係を手放さないことにある。

その約束も、すでに安全な場所へ戻ってからではなく、高い場所から差し出される。最後まで綱を渡るという反復が続くため、曲は安定した結末を先に保証しない。引き返す自由を持ちながら、いまは同じ場所で相手の手を取る。その繰り返す選択の中に、この恋の確かさが作られている。

参照と出典

ユーザー保存の英語原文(曲ページ:Genius)

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