写真:Tore Sætre / Wikimedia/Wikimedia Commons/CC BY-SA 4.0。変更:トリミング、リサイズ、彩度・コントラスト調整、紺色グラデーションと記事用文字の追加。改変後のカバーもCC BY-SA 4.0で提供します。写真に写るアーティストはAlan Walker(アラン・ウォーカー)です。当該楽曲の演奏記録や公式アートではありません。
「Who I Am」は、他人のルールに自分を合わせないという宣言から始まる。それでも後半では、あなたの隣にいると歌う。自分らしさを守ることと、誰かに寄り添うことを、別々のものにしない声がある。
歌詞・和訳
歌詞と和訳
Verse: Peder Elias
Don't say this, don't say that
あれを言うな、これを言うなと
I'm not playin' by the rules
ルールには従わない
If they were made by you
あなたが決めたものなら
I won't break just like that
そう簡単には折れない
I'll make my own mistakes
間違えるなら、自分で間違える
'Til I'm wrong in all the right ways
自分らしいやり方で、間違いを重ねるまで
Chorus: Peder Elias
Save all your tears
涙は取っておいて
You don't wanna waste them on me
私のために無駄にしたくはないでしょ
I'm not gonna be just like them
あの人たちと同じにはならない
This is just the way that I am
これが私のあり方だから
Head in the clouds
夢見がちでも
I do not fit in to the crowd
みんなの中には収まらない
Baby, it's all makin' perfect sense
ねえ、これで全部筋が通る
'Cause this is who I am
だって、これが私だから
Who I am
これが私
Drop
Verse: Putri Ariani
Don't say this, don't say that
あれを言うな、これを言うなと
I'm not playin' by the rules
ルールには従わない
If they were made by you
あなたが決めたものなら
I won't break just like that
そう簡単には折れない
I'll make my own mistakes
間違えるなら、自分で間違える
'Til I'm wrong in all the right ways
自分らしいやり方で、間違いを重ねるまで
Chorus: Putri Ariani, Peder Elias & Putri Ariani
Save all your tears
涙は取っておいて
You don't wanna waste them on me
私のために無駄にしたくはないでしょ
I'm not gonna be just like them
あの人たちと同じにはならない
This is just the way that I am
これが私のあり方だから
Head in the clouds
夢見がちでも
I do not fit in to the crowd
みんなの中には収まらない
Baby, it's all makin' perfect sense
ねえ、これで全部筋が通る
'Cause this is who I am
だって、これが私だから
Who I am
これが私
Drop
Bridge: Peder Elias & Putri Ariani
If only I was wide awake
ちゃんと目が覚めていればいいのに
There's more than I can take
受け止めきれないほどのことがある
And when you dive into the blue
あなたが青の中へ飛び込むとき
I'll be right next to you
私はすぐ隣にいる
I never wanna miss a thing
何一つ見逃したくない
We fall in love again
私たちはまた恋に落ちる
You know I may hold on to June
六月にしがみついてしまうかもしれない
'Cause all that you go through
だって、あなたがくぐり抜けるすべてに
I'm with you
私は一緒にいる
Outro: Putri Ariani, Peder Elias & Putri Ariani, Peder Elias
Eh-eh-eh-eh-eh-eh-eh
エ、エ、エ、エ、エ、エ、エ
Eh-eh-eh-eh-eh-eh-eh
エ、エ、エ、エ、エ、エ、エ
Eh-eh-eh-eh-eh-eh-eh
エ、エ、エ、エ、エ、エ、エ
'Cause all that you go through, I'm—
だって、あなたがくぐり抜けるすべてに、私は――
Eh-eh-eh-eh-eh-eh-eh (With you)
エ、エ、エ、エ、エ、エ、エ(一緒にいる)
Eh-eh-eh-eh-eh-eh-eh (Oh, woah)
エ、エ、エ、エ、エ、エ、エ(ああ)
Eh-eh-eh-eh-eh-eh-eh
エ、エ、エ、エ、エ、エ、エ
'Cause all that you go through
だって、あなたがくぐり抜けるすべてに
I'm with you
私は一緒にいる
歌詞を深く読む
間違えることまで自分で選ぶ
冒頭は、あれを言うな、これを言うなという禁止の声を並べる。語り手が拒むのは、あなたが作ったルールだからという条件付きの支配だ。すべての決まりを無差別に壊す話よりも、自分の振る舞いを他人だけが決めることへの抵抗が前に出る。その抵抗は、簡単には折れないという言葉へつながる。
続く「my own mistakes(自分自身の間違い)」では、間違いをしないことより、それを自分で選ぶことが大切になる。結果が正しくても選択を人に渡してしまえば、自分の人生とは呼べないという響きがある。失敗は避けるべき恥だけでなく、自分で進んだ証しにもなる。
最後には間違いと正しさが一行の中に並ぶ。他人の基準では間違っていることが、自分に合う道を探すうえでは筋の通った行動になるという逆転だ。失敗を無条件に称賛するのではなく、誰の基準で正しさを測っているのかを問い直す。その問いが、これが私だというサビの宣言を支える。
集団に収まらなくても筋は通る
「Head in the clouds」は、頭が雲の中にあるという夢見がちな姿を描く。地に足がつかないという批判にもなり得る言葉だが、ここでは集団に収まらないという次の行へ続く。周囲と同じ考え方や振る舞いをしない感覚が、雲の高さと人の集まりとの隔たりとして現れる。
その後に、これで全部筋が通ると相手へ呼びかける。周囲から見ればずれていても、自分の内側ではばらばらではない。夢を見ること、同じ型に収まらないこと、他人のルールに従わないことが、一人のあり方としてつながる。自分を集団の基準で説明し直すのではなく、自分を起点に見れば分かると伝えている。
涙を私に使わないでというサビの始まりも、この流れで響く。違っている自分を悲しんだり、周囲と同じになるよう心配したりしなくてよいという距離の取り方だ。声が替わっても同じ歌詞が繰り返されるため、一人だけの特殊な告白より、異なる人にも共有できる宣言として広がっていく。
合わせない人も相手の隣には立てる
後半では、受け止めきれないものがあるという弱さが現れる。前半の折れないという声が、すべてを一人で処理できるという万能さではなかったことが分かる。自分で選ぶ強さがあっても、目が覚めていればいいのにと願うほど、状況をつかめない瞬間はある。
そこで語られる「right next to you(すぐ隣に)」は、相手と同じになるという約束ではない。あなたが青の中へ飛び込むときにも、その横にいるという位置の約束だ。集団に自分を押し込めることは拒んでも、誰かの経験を見届け、寄り添うことは選べる。自分らしさを守る意志が、関係を断つ意志へ直結していない。
最後は、あなたがくぐり抜けることと、自分が一緒にいることを分けて繰り返す。相手の経験を代わりに生きるのではなく、その経験のそばに自分の存在を置く。前半で繰り返されたのは自分が誰なのかという宣言、最後に残るのは誰といるのかという応答だ。自分を保ったまま結びつく、という関係の形がここで見えてくる。

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