
ラジオには出ているのに、電話で相手へ何を言えばいいか分からない。「Honest」の語り手は、遠くにいる君をがっかりさせたくないと思っている。それでも、頭にいるのは君だけではない。正直でいてほしいと言われた声が、その正直さの中にある痛みまで、相手へ差し出している。
歌詞と和訳
Spoken
The other one is, of course, outing yourself
もう一つは、もちろん、自分の本当の姿を明かすことだ
I think be the first to out yourself, I always think
ほかの誰より先に自分で明かすべきだと、私はいつも思う
Because, you know, there's no end to the hypocrisy of the human heart
だって、人の心の偽善には際限がないからね
Refrain
Woah, woah, woah
Woah, woah, woah
Woah, woah, woah
Woah, woah, woah
Verse 1
It's 5 a.m. and I'm on the radio
朝五時、僕はラジオに出ている
I'm supposed to call you
君に電話することになっている
But I don't know what to say at all
でも、何を言えばいいのかまったく分からない
And there's this girl, she wants me to take her home
それに、家へ連れて帰ってほしがる女の子がいる
She don't really love me though
本当に僕を愛しているわけじゃないけど
I'm just on the radio
僕はただ、ラジオに出ているだけだ
Pre-Chorus
And I'm not gonna tell you that I'm over it
もう乗り越えたなんて、君には言わない
'Cause I think about it every night I'm not sober, and
酔う夜はいつも、そのことを考えるから
I know I keep these feelings to myself
この気持ちを、自分の中に閉じ込めているのは分かってる
Like I don't need nobody else
ほかには誰も必要ないみたいに
But you're not the only one on my mind
でも、頭にいるのは君だけじゃない
Chorus
If I'm being honest
正直に言うなら
If I'm being honest
正直に話すなら
You said I should be honest
君は、正直でいるべきだと言った
So I'm being honest
だから、正直に話している
Verse 2
It's 6 a.m., I'm so far away from you
朝六時、僕は君からとても遠くにいる
I don't wanna let you down
君をがっかりさせたくない
What am I supposed to do?
どうすればいいんだろう?
It's been three weeks at least, now, since I've been gone
君のもとを離れて、もう少なくとも三週間になる
And I don't even like the road
旅の生活が好きなわけでもない
I'm just on the radio
僕はただ、ラジオに出ているだけだ
Pre-Chorus
And I'm not gonna tell you that I'm over it
もう乗り越えたなんて、君には言わない
'Cause I think about it every night I'm not sober, and
酔う夜はいつも、そのことを考えるから
I know I keep these feelings to myself
この気持ちを、自分の中に閉じ込めているのは分かってる
Like I don't need nobody else
ほかには誰も必要ないみたいに
But you're not the only one on my mind
でも、頭に浮かぶのは君だけじゃない
Chorus
If I'm being honest
本音を言うなら
If I'm being honest
正直に言うなら
You said I should be honest
正直でいるべきだって、君は言った
So I'm being honest
だから、正直に言っている
Refrain
Woah, woah, woah
Woah, woah, woah
Woah, woah, woah
Woah, woah, woah
Woah, woah, woah
Woah, woah, woah
Woah, woah, woah
Woah, woah, woah
Pre-Chorus
And I'm not gonna tell you that I'm over it
もう乗り越えたなんて、君には言わない
'Cause I think about it every night I'm not sober, and
酔う夜はいつも、そのことを考えるから
I know I keep these feelings to myself
この気持ちを、自分の中に閉じ込めているのは分かってる
Like I don't need nobody else
ほかには誰も必要ないみたいに
But you're not the only one on my mind
でも、君のことだけを考えているわけじゃない
Chorus
If I'm being honest
正直に話すなら
If I'm being honest
本音を言うなら
You said I should be honest
君は僕に、正直でいるべきだと言った
So I'm being honest
だから僕は、正直に話している
Outro
If I'm being honest
正直に言うなら
歌詞を深く読む
ラジオに出る声と、君への電話で詰まる言葉
一番の朝五時には、ラジオに出ている自分と、君へ電話するはずの自分が並ぶ。人に聞かれる声はあるのに、一人の相手へ向ける言葉が見つからない。声を出せることと、自分の気持ちを伝えられることが揃わない。その差が、時間と電話という小さな場面に表れる。
家へ連れて帰ってほしい女の子も現れるが、本当に自分を愛しているわけではないと歌う。ラジオに出ているだけだという行がすぐ続くため、知られている自分への関心と、自分自身への愛情を分けて感じている。人から求められている状況にいても、それで君との距離が埋まるわけではない。
二番は朝六時になる。一時間が進む一方で、君からとても遠いという感覚が出る。その遠さには、少なくとも三週間離れているという別の時間も重なる。夜の終わりが近づいても、二人の間の空白は一時間では縮まらない。時計が進む具体性が、離れた期間の長さをさらに感じさせる。
旅の生活が好きなわけでもないという行は、外へ出ている自分を華やかさだけで説明させない。ここでもラジオに出ているだけだと戻る。外では声が広がり、人が近づいてくる。その内側では、相手へ電話する言葉と、自分がここにいる理由の両方が心細くなっている。
正直にと求めた相手へ、隠していた気持ちを渡す
冒頭の話し言葉は、ほかの人より先に自分の本当の姿を明かすことと、人の心の偽善を結びつける。その言葉を受けて歌う語り手も、自分の気持ちを内側に閉じ込め、誰も必要ないように振る舞っていると認める。見せている自分と、自分の中にあるものの差が、曲の入口から続く。
乗り越えたとは言わないという行も、その差を隠し切らない声だ。酔う夜にはまだ考えてしまうため、何も残っていないとは言えない。それでも頭にいるのは君だけではないと続く。相手への思いが残っていることと、ほかへ向く思いがあることを、片方で片方を消さずに話す。
「honest」は、サビの最初には正直に言うならというためらいのある入口に置かれ、後半では正直に話しているという動作へ変わる。その間に、君がそうすべきだと言ったという行が入る。相手の求めたことに応える声でありながら、その求めを理由にして、つらい本音を口にする重さを分け持とうとする響きもある。
正直に話した後、相手がどう答えたかは歌われない。サビを繰り返すうちに、正直だという言葉は、状況を解決した証明より、今まさに話している自分を支える言葉になる。最後も正直に言うならという入口へ戻る。隠すことをやめようとする声と、話してしまった後をまだ引き受け切れない不安が、そこに残る。

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