
感じるのも、考えるのも、愛するのも止められないほど強い。その勢いを歌いながら、「Too Much」は相手へ、私の気持ちは行きすぎているのかと問い続ける。自分の欲望を認める声と、相手に届くかを心配する声が同時にある。
目次
聴く
Too Muchの公式ミュージックビデオをYouTubeで見る
歌詞と和訳
Verse 1
Am I bad for you?
私は君にとってよくないの?
‘Cause I live for the fire, and the rain, and the drama, too, boy
ねえ、私は炎も雨も、波乱だって生きる楽しみにしてるから。
And it feels like you never say what you want
でも君は、何が欲しいかちっとも言わない気がする。
And it feels like I can’t get through, babe
私の気持ちが君に届かない気がする、ねえ。
Ooh, babe
ねえ、あなた。
Pre-Chorus
‘Cause when I get so low, it takes me higher (Feel the love)
沈み込むほど、そこからもっと高く舞い上がる。(愛を感じて)
I’m not afraid to know my heart’s desire, ooh-ah!
自分の心が何を欲しいか、知るのは怖くない。
Chorus
When I party, then I party too much
遊ぶとなったら、遊びすぎる。
When I feel it, then I feel it too much
感じるとなったら、強く感じすぎる。
When I’m thinking, then I’m thinking too much
考え始めたら、考えすぎる。
When I’m drinking, then I’m drinking too much
飲むとなったら、飲みすぎる。
I’ll do anything to get to the rush
この高鳴りを味わうためなら、何だってする。
Now I’m dancing, and I’m dancing too much
今も踊って、踊りすぎてる。
So be careful if you’re wanting this touch
この触れ合いが欲しいなら、気をつけて。
‘Cause if I love you, then I love you too much
君を愛したら、愛しすぎてしまうから。
Post-Chorus
Is this too, is this too
これって、これって、
Is this too much?
やりすぎかな?
Is this too, is this too
これって、これって、
Is this too much?
行きすぎかな?
Verse 2
Am I too close?
近づきすぎてる?
‘Cause you fold into me like a heart with a beat
鼓動を刻む心臓みたいに、君が私に身を寄せるから。
I know now, I know now
今はわかる、今はわかる。
And did you know that I’m wild for your skin
君の肌に夢中だって、知ってた?
And the dance that we’re in?
二人が踊る、このダンスにも。
So close now, so close now
今はこんなに近い、こんなに近い。
Pre-Chorus
‘Cause when I get so low, it takes me higher (Feel the love)
ひどく沈んでも、そこからもっと高く舞い上がる。(愛を感じて)
I’m not afraid to know my heart’s desire, ooh-ah!
心の望みを知ることは、怖くない。
Chorus
When I party, then I party too much
遊ぶとなったら、遊びすぎる。
When I feel it, then I feel it too much
感じるとなったら、強く感じすぎる。
When I’m thinking, then I’m thinking too much
考え始めたら、考えすぎる。
When I’m drinking, then I’m drinking too much
飲むとなったら、飲みすぎる。
I’ll do anything to get to the rush
この高鳴りのためなら、何だってする。
Now I’m dancing, and I’m dancing too much
今も踊って、踊りすぎてる。
So be careful if you’re wanting this touch
この触れ合いが欲しいなら、気をつけて。
‘Cause if I love you, then I love you too much
君を愛したら、愛しすぎてしまうから。
Post-Chorus
Is this too, is this too
これって、これって、
Is this too much?
やりすぎかな?
Is this too, is this too
これって、これって、
Is this too much?
行きすぎかな?
Bridge
A fire in rainy season
雨の季節に燃える炎。
It’s hard to get to know me
私のことを知るのは、難しい。
Are you down, d-down
君は乗り気?
I’m down, d-down
私は乗り気。
I trust the, trust the feeling
この気持ちを、この気持ちを信じてる。
It’s hard to get to know you
君のことを知るのも、難しい。
But I’m down, d-down
それでも私は乗り気。
I’m down, d-down
私は乗り気。
Chorus
When I party, then I party too much
遊ぶとなったら、遊びすぎる。
When I feel it, then I feel it too much
感じるとなったら、強く感じすぎる。
When I’m thinking, then I’m thinking too much
考え始めたら、考えすぎる。
When I’m drinking, then I’m drinking too much
飲むとなったら、飲みすぎる。
I’ll do anything to get to the rush
この高鳴りを味わえるなら、何だってする。
Now I’m dancing, and I’m dancing too much
今も踊って、踊りすぎてる。
So be careful if you’re wanting this touch
この触れ合いが欲しいなら、気をつけて。
‘Cause if I love you, then I love you too much
君を愛したら、愛しすぎてしまうから。
Outro
Is this too, is this too
これって、これって、
Is this too much?
やりすぎかな?
Is this too, is this too
これって、これって、
Is this too much?
行きすぎかな?
歌詞を深く読む
自分の欲望はわかるのに、君の望みが聞こえない
最初の問いは、私は君にとってよくないのか、というものだ。語り手は炎も雨も波乱も生きる楽しみにする人として、自分を語る。その一方で、相手は何が欲しいのか言わないように感じている。自分の気持ちの強さだけを問題にしているようで、その不安は相手の望みが見えないことからも生まれている。
サビへ進む直前には、心が何を欲しいか知ることは怖くない、と言い切る。自分の欲望を認める時には迷いがないのに、それを相手へ向けると、君にはよくないのかという問いになる。自分を知る確かさと、二人の間で確かめられないことが、隣り合う。望みが強い人でも、それを受け取る相手の答えまでは持っていない。
二番では、君の肌と二人のダンスに夢中だと歌う。そこで最初の問いは、近づきすぎているのか、という身体の距離の問いへ変わる。相手は自分に身を寄せていて、二人は今とても近い。それでも近さが、そのまま相手の望みを理解できた証拠にはならない。触れている実感と、君には強すぎないかという心配が一緒に続く。
愛しすぎるという一行へ、日々の行きすぎが集まる
サビでは、遊ぶ、感じる、考える、飲むという行為が続く。どの動作にも「too much」がつくため、強すぎるのは恋愛だけではない。身体を動かす楽しさも、内側で止まらない思考も、同じ勢いで語られる。何かを始めた時に、ほどよいところで止められない自分が、この並びから浮かぶ。
それらをまとめるのが、高鳴りを味わうためなら何でもするという一行だ。次の踊りすぎるという声も、その勢いの中にある。だから、触れ合いが欲しいなら気をつけてという言葉は、突然相手を突き放すために出てくるのではない。自分の楽しみも感情も強くなることを示したうえで、この近さにも同じ強さが向かうと知らせている。
最後に愛するという動作へ同じ言い方が届く。君を愛したら愛しすぎる、という一行には、サビのそれまでの行きすぎが集まっている。強い愛だけを特別に美化してはいないが、自分を小さくしようとも歌わない。直後に繰り返す、これではやりすぎなのかという問いが、自分を認める声を相手との関係へ引き戻す。
雨の季節の炎が、それでもこの気持ちを選ぶ
曲の前半では、低く沈む時ほど高く舞い上がるという両端の動きがある。炎と雨をどちらも求める自己紹介も、同じ向きに穏やかに進む人ではないことを示す。その二つがブリッジで、雨の季節にある炎という一つの像になる。水と火が同じ場所にあるように、語り手の中では違う向きの強さが同居している。
その像に続くのは、私を知るのは難しいという言葉だ。ただ感情が大きいという説明から、その人を理解する難しさへ進む。そして君のことを知るのも難しいと認めるため、わかりにくいのは自分だけではなくなる。君が望みを言わないと感じていた一番の不安が、ここでは二人とも簡単にはわからないという見方になる。
それでも語り手は、この気持ちを信じていると歌い、相手が乗り気かを尋ねながら自分は乗り気だと答える。「down」はここでは一緒に進む気があるという返事になる。わかり合う難しさが消えたから進むのではなく、難しいと知っていても進みたい。その決意の後にも行きすぎかという問いは戻るため、覚悟と不安のどちらも曲の最後まで残る。
Carly Rae Jepsen(カーリー・レイ・ジェプセン)の和訳一覧 / Party for Oneの和訳・深読み

コメントをどうぞ