
明日の予定ならいくらでも言える。でも今日は何もしない。「The Lazy Song」は、ベッドやソファから動かない一日を、自分で決めて言い切る歌だ。運動や学位という大きな未来を語った後にも、父さんには待っていてと言い、同じ今日の宣言へ戻る。
目次
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The Lazy Song — 公式動画をYouTubeで開く
歌詞と和訳
Chorus
Today, I don’t feel like doin’ anything
今日は、何もする気になれない。
I just wanna lay in my bed
ただベッドで、寝転がっていたい。
Don’t feel like pickin’ up my phone
電話に出る気もない。
So leave a message at the tone
だから、発信音のあとにメッセージを残して。
‘Cause today, I swear, I’m not doin’ anything, uh
今日は絶対に、何もしないから。
Verse 1
I’m gonna kick my feet up, then stare at the fan
足を投げ出して、扇風機をぼうっと眺めよう。
Turn the TV on, throw my hand in my pants
テレビをつけて、ズボンの中に手を入れる。
Nobody’s gon’ tell me I can’t, nah
誰にも、だめだなんて言わせない。いや、本当に。
I’ll be loungin’ on the couch, just chillin’ in my Snuggie
袖付きの毛布にくるまって、ソファでのんびりする。
Click to MTV, so they can teach me how to dougie
MTVにチャンネルを合わせて、ダギーの踊り方を教えてもらおう。
‘Cause in my castle, I’m the freakin’ man
この城では、僕がいちばん偉いんだ。
Pre-Chorus
Oh-oh, yes I said it, I said it (Ooh)
そうさ、言ってやった、言ってやった。
I said it, ‘cause I can (Ooh)
言えるんだから、言ってやったのさ。
Chorus
Today, I don’t feel like doin’ anything
今日は、何もする気になれない。
I just wanna lay in my bed
ただベッドで、寝転がっていたい。
Don’t feel like pickin’ up my phone
電話に出る気もない。
So leave a message at the tone
だから、発信音のあとにメッセージを残して。
‘Cause today, I swear, I’m not doin’ anything
今日は絶対に、何もしないから。
Post-Chorus
Nothin’ at all
何ひとつ。
Woo-hoo, woo-hoo, ooh
Nothin’ at all
本当に、何ひとつ。
Woo-hoo, woo-hoo, ooh
Verse 2
Tomorrow, I’ll wake up, do some P90X
明日は起きて、P90Xのトレーニングをする。
Meet a really nice girl, have some really nice sex
すごく素敵な子と出会って、すごくいいセックスをする。
And she’s gonna scream out, “This is great” (Oh my God, this is great)
彼女は「最高!」って叫ぶだろう。(うわ、これ最高!)
Yeah, I might mess around and get my college degree
そうだな、気が向いたら大学の学位まで取っちゃうかも。
I bet my old man will be so proud of me
父さんも、きっと僕を誇らしく思うだろうね。
But sorry, pops, you’ll just have to wait
でも、ごめんよ、父さん。まだ待っていて。
Pre-Chorus
Oh-oh, yes I said it, I said it (Ooh)
そうさ、言ったよ、言ってやった。
I said it, ‘cause I can (Ooh)
言えるんだから、言ってやったのさ。
Chorus
Today, I don’t feel like doin’ anything
今日は、何もする気になれない。
I just wanna lay in my bed
ただ、ベッドで寝転がっていたい。
Don’t feel like pickin’ up my phone
電話に出る気もないんだ。
So leave a message at the tone
だから、発信音のあとにメッセージを残して。
‘Cause today, I swear, I’m not doin’ anything
今日は絶対に、何もしないから。
Bridge
No, I ain’t gonna comb my hair (Ooh)
いや、髪だってとかさない。
‘Cause I ain’t goin’ anywhere
どこにも出かけないんだから。
No, no, no, no, no, no, no, no, no
いや、いや、いや、いや、いや、いや、いや、いや、いや。
I’ll just strut in my birthday suit (Ooh)
裸のままで、堂々と歩き回ろう。
And let everything hang loose
何もかも、締めつけずにぶらぶらさせて。
Yeah, yeah, yeah, yeah, yeah, yeah, yeah, yeah, yeah, yeah
Chorus
Oh, today, I don’t feel like doin’ anything
今日は、何もする気になれない。
I just wanna lay in my bed
ただベッドで、寝転がっていたい。
Don’t feel like pickin’ up my phone
電話に出る気もない。
So leave a message at the tone
だから、発信音のあとにメッセージを残して。
‘Cause today, I swear, I’m not doin’ anything
今日は絶対に、何もしないから。
Post-Chorus
Nothin’ at all
何ひとつ。
Woo-hoo, woo-hoo, ooh
Nothin’ at all
本当に、何ひとつ。
Woo-hoo, woo-hoo, ooh
Nothin’ at all
何ひとつ、しない。
何もしない一日には小さな動作がたくさんある
サビは、今日は何もする気になれないと始まる。続くのは、ベッドで横になる、電話に出ない、留守電へ回すという小さな選択だ。何もしないという大きな宣言を、連絡を受けることさえ後へ回す具体的な一日が支える。
一番では、足を投げ出し、扇風機を眺め、テレビをつける。ソファでは袖付きの毛布にくるまり、番組からダンスを覚えようともする。完全に動かないのではなく、自分を外へ引っぱる用事を避け、気ままな動作だけを残す。その落差が、何もしないという言い切りに可笑しさを作る。
テレビの前で体を動かす可能性はあるのに、電話の相手には返事をしない。するかしないかの基準が、活動の大きさより自分の気分に置かれているからだ。留守電を残してという言葉も、世界をすべて閉じるというより、外からの用件をいったん預ける形になる。
サビの後には、何ひとつという短い言葉が続く。すでにテレビやソファでの動作を聞いているので、この強調は厳密な行動の数より、今日の用事は引き受けないという態度を響かせる。ゆるい一日の描写に、妙に強い誓いが重なっている。
自分の城では言えるから言ってしまう
一番の部屋は、語り手の「castle」、城と呼ばれる。そこにあるのは豪華な設備ではなく、扇風機、テレビ、ソファ、毛布だ。平凡な部屋を大きな言葉で呼ぶことによって、外では通らないかもしれない気ままさが、ここでは自分の決められるものになる。
誰にもだめと言わせないという一行の後、この城では自分がいちばん偉いと続く。何かを成し遂げて偉くなるという順番ではない。部屋の中の振る舞いを自分で決められるから、偉そうに言える。この小さな支配権が、怠けた一日を堂々と歌う調子を作る。
サビ前の、言ったよ、言えるから言ったのさ、という反復も同じ理屈だ。内容を正当化する長い理由より、言う自由があるということを理由にしてしまう。何もしないと強く宣言する姿が、すでに一つの大きな行為のように聞こえる。
ブリッジでは髪をとかさない理由を、出かけないからと言う。さらに「birthday suit」、裸のまま、堂々と歩く。自分を外へ見せる身支度は省いても、歩く姿の得意げな調子は残る。服を脱ぎ、何も締めつけないという体の状態にまで、城の中の自由が広がっている。語義の参照。
明日の大きな予定が今日を変えない
二番は、明日は起きて運動すると語り始める。素敵な相手とのセックスを想像し、さらに大学の学位まで取るかもしれないと言う。短い時間に並ぶ予定の幅がどんどん大きくなり、今日のベッドから動かない姿と釣り合わなくなっていく。
学位には「might」があり、気が向けばという軽さもある。長い努力が必要なことまで、明日の気分でできそうに語るため、未来の自分は今の自分より何でもできる存在になる。運動、出会い、学位を同じ勢いで並べることで、予定を言うことの簡単さが見えてくる。
父さんは誇りに思うだろうと言った直後、まだ待っていてと呼びかける。未来には周囲の期待をかなえる姿もあるが、今はその期待に応える時間ではない。父親へ向けた一行によって、何もしない宣言は本人の気分だけでなく、外から求められる成果を先へ延ばす形にもなる。
そこでまた、今日は何もしないというサビが戻る。明日の大きな話を聞いた後でも、今日の選択は一つも変わっていない。未来の可能性を増やすことが、現在を動かすきっかけにならず、今日を休ませる言い分になっている。その時間のずれが、この歌ののんびりした強情さを最後まで保つ。

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