
隠してきた秘密も、張っていた心の守りも、君の前では保てなくなる。「Warm Blood」は、相手に話すつもりのなかった自分の内側が、温かい血の感覚と一緒に動き出す歌だ。恋に落ちる怖さと、そのまま受け止めてもらえる安心が、降参するという一言の中に重なる。
目次
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歌詞と和訳
Verse 1
I’ve got a cavern of secrets
私の中には秘密を詰めた洞窟がある。
None of them are for you
どれも君に話すつもりはない。
Even if you wanted to keep them
たとえ君がその秘密を守りたくても、
Where’d you find the room?
どこに全部しまっておけるの?
Verse 2
Let down my guard tonight
今夜は心の守りを解いた。
I just don’t care anymore
もうどうでもいい。
And I’ve told a hundred lies
これまで百ものうそをついてきたけれど、
But I don’t wanna tell you any at all
君には一つもつきたくない。
Pre-Chorus
And I cannot control it
もう抑えられない、
The way you’re making me feel
君が私に感じさせるこの気持ちを。
And you have got me going
君のせいで私は、
Spinning in circles in your warm blood
君の温かい血の中をぐるぐる回っている。
Chorus
Warm blood feels good, I can’t control it anymore
温かい血が心地いい。もう抑えられない。
Sweet one, you should stop me there, but I keep on talking
ねえそこで止めてくれたらいいのに、私は話し続けてしまう。
I would throw in the towel for you, boy
君にだったら降参してもいい。
‘Cause you lift me up and catch me when I’m falling for you
君は私を持ち上げて、君に恋して落ちていく私を受け止めてくれるから。
Post-Chorus
You catch me when I’m falling for you
君に恋して落ちていく私を受け止めてくれる。
You catch me when I’m falling, falling
落ちていく私を、落ちていく私を受け止めてくれる。
You catch me when I’m falling, falling for you
落ちていく私を、君に恋して落ちていく私を受け止めてくれる。
Verse 3
I saw myself tonight
今夜自分の姿を見た。
Caught my reflection in the mirror
鏡に映る私を見つけた。
My hands and heart were tied
両手も心も縛られていた。
But I was scared of almost nothing at all
それなのにほとんど何も怖くなかった。
Pre-Chorus
And I cannot control it
もう抑えられない、
The way you’re making me feel
君が私に感じさせるこの気持ちを。
And you have got me going
君のせいで私は、
Spinning in circles in your warm blood
君の温かい血の中をぐるぐる回っている。
Chorus
Warm blood feels good, I can’t control it anymore
温かい血が心地いい。もう抑えられない。
Sweet one, you should stop me there, but I keep on talking
ねえそこで止めてくれたらいいのに、私は話し続けてしまう。
I would throw in the towel for you, boy
君にだったら降参してもいい。
‘Cause you lift me up and catch me when I’m falling for you
君は私を持ち上げて、君に恋して落ちていく私を受け止めてくれるから。
Bridge
Warm blood underneath my skin
肌の下を温かい血が流れる。
Warm blood, my heart is pumping
温かい血。心臓が脈打っている。
Warm blood underneath my skin
肌の下を温かい血が流れる。
Warm blood, my heart is pumping
温かい血。私の心臓が脈打つ。
Chorus
Warm blood feels good, I can’t control it anymore
温かい血が心地いい。もう抑えられない。
Sweet one, you should stop me there, but I keep on talking
ねえそこで止めてくれたらいいのに、私は話し続けてしまう。
I would throw in the towel for you, boy
君にだったら降参してもいい。
‘Cause you lift me up and catch me when I’m falling for you
君は私を持ち上げて、君に恋して落ちていく私を受け止めてくれるから。
You catch me when I’m falling for you
君に恋して落ちていく私を受け止めてくれる。
You catch me when I’m falling
落ちていく私を受け止めてくれる。
Warm blood feels good, I can’t control it anymore
温かい血が心地いい。もう抑えられない。
Sweet one, you should stop me there, but I keep on talking
ねえそこで止めてくれたらいいのに、私は話し続けてしまう。
I would throw in the towel for you, boy
君にだったら降参してもいい。
‘Cause you lift me up and catch me when I’m falling for you
君は私を持ち上げて、君に恋して落ちていく私を受け止めてくれるから。
Outro
Warm blood underneath my skin (For you)
肌の下を温かい血が流れる。(君に)
Warm blood, my heart is pumping (For you)
温かい血。心臓が脈打っている。(君に)
Warm blood underneath my skin (Warm blood)
肌の下を温かい血が流れる。(温かい血)
Warm blood, my heart is pumping (Warm blood)
温かい血。私の心臓が脈打つ。(温かい血)
Warm blood, warm blood
温かい血、温かい血。
Warm blood, warm blood
温かい血、温かい血。
Warm blood, warm blood
温かい血、温かい血。
Warm blood, warm blood
温かい血、温かい血。
歌詞を深く読む
秘密の洞窟から言葉があふれ出す
冒頭の「cavern」は、秘密を一つ隠す箱より大きな、洞窟の像を作る。続いて、相手が秘密を守りたくても、それを入れる場所をどこに見つけるのかと尋ねる。隠しているものの多さと、相手に渡すまいとする距離が同時にある。自分の内側を見せる前に、そんなに受け止め切れるのかという問いで相手を遠ざけている。
その距離が次の場面で変わる。今夜は守りを解き、これまで百ものうそをついてきたが君には一つもつきたくないと歌う。百という多さから一つもという少なさへ、秘密の大きさを示した声が、相手に対する姿勢の変化を示す声になる。うそをつかないという願いは、過去に隠してきたことを消さずに残したまま語られる。
サビでは、そこで止めてくれたらいいのにと思いながら、なお話し続ける。話す内容を相手に渡さないと決めていた冒頭から、渡す量を自分でも抑えられないところへ動く。止めてほしいという言葉には守りたい気持ちが残るが、それでも言葉が出てしまう。心を開く変化が、静かな宣言だけでなく、止まらない口の動きにも表れている。
降参して落ちる私を君が受け止める
「throw in the towel」は、戦いをやめて負けを認めるという成句だ。ここでは君のためなら降参する、と歌われる。直前まで、自分の感情を制御できない、話すのを止められないという声が続いてきた。降参は、相手を好きになる気持ちを押しとどめる守りを、もう維持しないという響きを持つ。
その直後に、君は私を持ち上げて、落ちるときには受け止めてくれると続く。「falling for you」は相手に恋していくことを表す一方、受け止めるという動詞が来るため、体が落ちる像も残る。恋して自分の足場を失う感覚と、その足場を失っても相手が支えてくれる感覚が、同じ一行の中にある。
三番では、鏡に映る自分の両手も心も縛られているのに、ほとんど何も怖くないと言う。自由に動けることと、安心できることがここでは一致しない。相手へ心が結ばれ、自分だけでは制御できなくなった姿を見ても、恐れが弱くなっている。受け止めてくれるというサビの約束が、その不思議な安心にもつながる。
君の温かい血から私の鼓動へ移る
サビ前では、君の温かい血の中でぐるぐる回っていると歌う。体の内側にある血を相手の居場所にするので、近さは触れ合う表面を越えてしまう。自分の感情を抑えられないという直前の声も、頭の中だけの出来事ではなく、相手の温度に巻き込まれていく体の感覚になる。
ブリッジでは、肌の下の温かい血と、私の心臓が脈打つことが並ぶ。前には君の血の中にいた私が、ここでは自分の内側にも同じ温かさを感じる。相手に動かされる感覚から、自分が今まさに生きて反応している感覚へ、同じ血の言葉がつながっていく。
終わりには君にという括弧の声が重なり、その後は温かい血という言葉が繰り返される。秘密を説明し切る結末より、言葉を越えて体に残る感覚が長く続く。話し続けてしまうほどの開放と、声が少なくなっても残る温度が、曲の前後を結んでいる。
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