
Katy Perry の「Hot N Cold」は、熱くなったと思えば冷たくなる相手に、私が振り回される曲です。肯定と否定、別れと仲直りを繰り返し、相手はいたいとも去りたいとも言い切れない。昔は双子のように息が合っていた二人が、電池の切れた関係になる。気分は変わり続けるのに、その繰り返しは変わらないと気づく声が歌われます。
目次
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歌詞と和訳
Verse 1
You change your mind
あなたは気を変える
Like a girl changes clothes
女の子が服を着替えるみたいに
Yeah, you PMS
生理前みたいにイライラして
Like a bitch, I would know
嫌な女みたいに 私には分かるよ
And you overthink
考えすぎるし
Always speak cryptically
いつも遠回しで、何を言いたいのか分からない
I should know
いいかげん分かるべきなの
That you’re no good for me
あなたは私に合わないって
Chorus
‘Cause you’re hot, then you’re cold
だって熱くなったと思えば、冷たくなる
You’re yes, then you’re no
「うん」と言ったと思えば「いや」と言う
You’re in, then you’re out
乗り気になったと思えば、引いてしまう
You’re up, then you’re down
気分が上がったと思えば、落ちていく
You’re wrong when it’s right
うまくいっているのに、あなたは間違ってる
It’s black and it’s white
黒でもあり、白でもある
We fight, we break up
私たちはけんかして、別れる
We kiss, we make up
キスをして、仲直りする
(You) You don’t really wanna stay, no
(あなたは)本当はここにいたいわけじゃない、そうでしょ
(You) But you don’t really wanna go-o
(あなたは)でも本気で去りたいわけでもない
You’re hot, then you’re cold
熱くなったと思えば、冷たくなる
You’re yes, then you’re no
「うん」の次には「いや」になる
You’re in, then you’re out
乗り気なのに、すぐに引いてしまう
You’re up, then you’re down
気分が上がっては、落ちていく
Verse 2
We used to be
昔の私たちは
Just like twins, so in sync
双子みたいに、ぴったり息が合っていた
The same energy
同じ力で動いていたのに
Now’s a dead battery
今は電池が切れている
Used to laugh (Used to laugh) ‘bout nothing (‘Bout nothing)
何でもないことで笑っていた(笑っていた)
Now you’re plain (Now you’re plain) boring (Boring)
今はただ(今はただ)、つまらない(つまらない)
I should know (I should know)
分かるべきなの(分かるべきなの)
That you’re not gonna change
あなたは変わらないって
Chorus
‘Cause you’re hot, then you’re cold
だって熱くなったと思えば、冷たくなる
You’re yes, then you’re no
「うん」と言ったと思えば「いや」と言う
You’re in, then you’re out
乗り気になったと思えば、引いてしまう
You’re up, then you’re down
気分が上がったと思えば、落ちていく
You’re wrong when it’s right
うまくいっているのに、あなたは間違ってる
It’s black and it’s white
黒でもあり、白でもある
We fight, we break up
私たちはけんかして、別れる
We kiss, we make up
キスをして、仲直りする
(You) You don’t really wanna stay, no (Oh)
(あなたは)本当はここにいたいわけじゃない、そうでしょ
(You) But you don’t really wanna go-o (Oh)
(あなたは)でも本気で去りたいわけでもない
You’re hot, then you’re cold
熱くなったと思えば、冷たくなる
You’re yes, then you’re no
「うん」の次には「いや」になる
You’re in, then you’re out
乗り気なのに、すぐに引いてしまう
You’re up, then you’re down (Down)
気分が上がっては、落ちていく(落ちていく)
Bridge
Someone call the doctor
誰か、お医者さんを呼んで
Got a case of a love bipolar
恋の気分が両極端に振れている
Stuck on a roller coaster
ジェットコースターに捕まったまま
Can’t get off this ride
この乗り物から降りられない
Break
You change your mind
あなたは気を変える
Like a girl changes clothes
女の子が服を着替えるみたいに
Chorus
‘Cause you’re hot, then you’re cold
だって熱くなったと思えば、冷たくなる
You’re yes, then you’re no
「うん」と言ったと思えば「いや」と言う
You’re in, then you’re out
乗り気になったと思えば、引いてしまう
You’re up, then you’re down
気分が上がったと思えば、落ちていく
You’re wrong when it’s right
うまくいっているのに、あなたは間違ってる
It’s black and it’s white
黒でもあり、白でもある
We fight, we break up
私たちはけんかして、別れる
We kiss, we make up
キスをして、仲直りする
You’re hot, then you’re cold (Oh-oh-oh)
熱くなったと思えば、冷たくなる
You’re yes, then you’re no
「うん」の次には「いや」になる
You’re in, then you’re out
乗り気なのに、すぐに引いてしまう
You’re up, then you’re down
気分が上がっては、落ちていく
You’re wrong when it’s right (Oh-oh-oh)
うまくいっているのに、あなたは間違ってる
It’s black and it’s white
黒でもあり、白でもある
We fight, we break up
けんかして、別れて
We kiss, we make up
キスをして、また仲直りする
(You) You don’t really wanna stay, no (Oh)
(あなたは)本当はここにいたいわけじゃない、そうでしょ
(You) But you don’t really wanna go-o (Oh)
(あなたは)でも本気で去りたいわけでもない
You’re hot, then you’re cold
熱くなったと思えば、冷たくなる
You’re yes, then you’re no
「うん」と言ったと思えば「いや」と言う
You’re in, then you’re out
乗り気になったと思えば、引いてしまう
You’re up, then you’re down
気分が上がったと思えば、落ちていく
歌詞を深く読む
正反対の言葉が続き、相手の位置が定まらない
サビは「熱い」の次に「冷たい」と歌い、肯定と否定、乗り気と身を引く動き、上がる気分と落ちる気分を並べます。どれも相手を一つの特徴で説明する言葉ではなく、前に示したものが次にひっくり返る組み合わせです。相手の気持ちを頼りに動こうとすると、その頼りにした位置がもう変わっています。
さらに、いたいわけではないのに、去りたいわけでもないと歌います。熱いか冷たいかを決めれば関係が落ち着く、という単純な二択ではありません。相手がどちらにも決め切らないため、私も相手の位置を決められない。その宙づりが、短い反対語の反復に続きます。
冒頭では、相手が遠回しに話し、何を言いたいのか分からないとも歌われます。分かりにくい言葉の後で、サビは反対の言葉をはっきり並べる。私が言いたいことは、相手の複雑さを長く解説することより、こう変わり続ける相手を追いかける疲れとして伝わってきます。
双子のような二人が、切れた電池になる
二番の過去の二人は「双子」にたとえられ、息が合い、同じ力を持っていたと歌われます。相手がいつも正反対だったわけではない。その記憶があるため、現在のすれ違いは、知らない相手を理解できないこと以上の痛みになります。かつて合っていた二人が、今は合わないのです。
その力は、今では「電池が切れている」と表されます。けんかの強さだけでなく、関係を動かしていた力そのものがなくなった像です。何でもないことで笑えた過去の次に、今はつまらないという行が続くので、相手の大きな変化だけでなく、二人の日常の小さな楽しみも失われています。
冒頭では、私に合わないと分かるべきだと言い、二番では相手は変わらないと分かるべきだと言います。相手は気を変えてばかりなのに、その人が変わらないと歌う。この違いが示すのは、変わるのは毎回の気分であり、同じ揺れを繰り返す関係の型は変わっていない、という気づきです。
別れと仲直りが、降りられない乗り物になる
サビの二人は、けんかし、別れ、キスし、仲直りします。別れの後に関係が終わらず、仲直りの後にも同じサビが戻る。終点になりそうな出来事が、次の一周へつながる。熱いと冷たいの反復が、二人の行動の順番としても現れます。
後半の「ジェットコースター」は、その上下を一つの乗り物にします。上がり下がりするのは相手の気分だけでなく、そこにいる私自身でもある。しかも降りられないと歌うため、勢いが楽しいというだけの像ではありません。自分で落ち着く場所を選べない感覚が加わります。
気が変わるという冒頭の言葉へ戻り、最後までサビを繰り返します。相手が落ち着く場面や、私が降りる場面には進みません。それでも、分かるべきだと自分に向けた声は、単に次の仲直りを待つ声とは違います。何が繰り返されているのかを、私が言葉にし始めたところで曲は閉じます。
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