
Lady Gagaの「G.U.Y.」は、あなたの下にいる女の子になりたいと言いながら、この恋を自分で動かそうとする曲です。上か下かという体の位置は、そのまま心の強さを決めません。ネクタイやメイク、男と女の子という言葉を行き来しながら、私は自分の欲望を相手にはっきり伝えます。
目次
視聴
公式映像「G.U.Y. (An ARTPOP Film)」をYouTubeで見る
歌詞と和訳
Intro
Greetings, Himeros
ごきげんよう、ヒメロス
God of sexual desire, son of Aphrodite
性的欲望の神、アフロディーテの息子よ
Lay back, and feast as this audio guides you through new and exciting positions
横になり、この音声が案内する、新しく刺激的な体位を存分に楽しんで
Verse 1
I wanna be the girl under you (Oh, yeah)
あなたの下にいる女の子になりたい(そうよ)
I wanna be your G.U.Y.
あなたのG.U.Y.になりたい
Yeah, I wanna be the grave and earth you (Oh, yeah)
そう、あなたの墓になって、あなたを土に埋めたい(そうよ)
Our sex doesn’t tell us no lies
二人のセックスは嘘をつかない
Pre-Chorus
I’m gonna wear the tie, want the power to leave you
私がネクタイを締める、あなたから去れる力が欲しい
I’m aimin’ for full control of this love (Of this love)
この恋をすべて自分で動かしたい(この恋を)
Touch me, touch me, don’t be sweet
私に触れて、触れて、甘くしないで
Love me, love me, please retweet
愛して、愛して、リツイートしてよ
Let me be the girl under you that makes you cry
あなたを泣かせる、あなたの下の女の子にして
Chorus
I wanna be that guy (G.U.Y.)
あの男になりたい(あなたの下にいる女の子に)
I wanna be that guy (G.U.Y.)
あの男になりたい(あなたの下にいる女の子に)
I wanna be that guy (G.U.Y.)
あの男になりたい(あなたの下にいる女の子に)
The girl under you, guy
あなたの下にいる女の子に、ねえ
Verse 2
I’m gonna say the word and own you (Oh, yeah)
私がひと言告げて、あなたを自分のものにする(そうよ)
You’ll be my G.I.R.L.
あなたは私のG.I.R.L.になる
Guy I’m Romancin’ Loves to hold you (Oh, yeah)
私が恋する男は、あなたを抱きしめるのが好き(そうよ)
Know you’ll wear my makeup well
私のメイクが、あなたにもよく似合うはず
Pre-Chorus
I’m gonna wear the tie, want the power to leave you
私がネクタイを締める、あなたから去れる力が欲しい
I’m aimin’ for full control of this love (Of this love)
この恋をすべて自分で動かしたい(この恋を)
Touch me, touch me, don’t be sweet
私に触れて、触れて、甘くしないで
Love me, love me, please retweet
愛して、愛して、リツイートしてよ
Let me be the girl under you that makes you cry
あなたを泣かせる、あなたの下の女の子にして
Chorus
I wanna be that guy (G.U.Y.)
あの男になりたい(あなたの下にいる女の子に)
I wanna be that guy (G.U.Y.)
あの男になりたい(あなたの下にいる女の子に)
I wanna be that guy (G.U.Y.)
あの男になりたい(あなたの下にいる女の子に)
The girl under you, guy
あなたの下にいる女の子に、ねえ
Bridge
I don’t need to be on top to know I’m worth it
上にいなくても、自分に価値があると分かっている
‘Cause I’m strong enough to know the truth
本当のことを知っていられるくらい、私は強いから
I just want it to be hot
ただ熱くなりたい
Because I’m best when I’m in love, and I’m in love with you
恋しているときの私がいちばんだから、そして、あなたに恋している
(Guy; G.U.Y.) Touch me, touch me
(男、あなたの下にいる女の子)触れて、触れて
(Guy; G.U.Y.) Mount your goddess
(男、あなたの下にいる女の子)あなたの女神にまたがって
Touch me, touch me
私に触れて、触れて
(Guy; G.U.Y.) A summer moon comes into full phase
(男、あなたの下にいる女の子)夏の月が満ちる
Get on top of me
私の上に来て
(Guy; G.U.Y.) And Mars’ warring spirit rams into the atmosphere
(男、あなたの下にいる女の子)マルスの戦う魂が大気へ突っ込んでくる
(I wanna be that—)
(あの――になりたい)
Touch me, touch me, don’t be shy
私に触れて、触れて、恥ずかしがらないで
I’m in charge like a G.U.Y.
G.U.Y.のように、主導権は私が握る
I’ll lay down face up this time
今度は仰向けに横になる
Under you like a G.U.Y.
G.U.Y.のように、あなたの下に
Chorus
I wanna be that guy (G.U.Y.)
あの男になりたい(あなたの下にいる女の子に)
I wanna be that guy (G.U.Y.)
あの男になりたい(あなたの下にいる女の子に)
I wanna be that guy (G.U.Y.)
あの男になりたい(あなたの下にいる女の子に)
The girl under you, guy
あなたの下にいる女の子に、ねえ
I wanna be that guy (G.U.Y.)
あの男になりたい(あなたの下にいる女の子に)
I’ll wreck you right up, guy (G.U.Y.)
あなたをめちゃくちゃにしてしまう、ねえ(あなたの下にいる女の子が)
I’ll lie down face up, guy (G.U.Y.)
仰向けに横になる、ねえ(あなたの下にいる女の子が)
The girl under you, guy
あなたの下にいる女の子に、ねえ
Outro
Achtzehn, sechzehn, fourteen, vierzehn, drei, eins
18、16、14、14、3、1
Nein, Zedd, nein, Zedd
だめよ、ゼッド、だめよ、ゼッド
Nein, Zedd, nein, Zedd
だめよ、ゼッド、だめよ、ゼッド
歌詞を深く読む
下にいる私が、恋を動かそうとする
題名の「G.U.Y.」は、歌詞の中で「あなたの下にいる女の子」という言葉と結びつきます。男を指す語のように見えるつづりを使いながら、私が望むのは相手の下にいる位置です。ただ、その願いの直後に出てくるのは、ネクタイを締め、相手から去れる力を持ち、この恋のすべてを動かしたいという言葉です。
そこで求められる力には、相手を自分のものにする力だけでなく、相手のもとを離れる力も含まれています。下にいることを望む私が、関係から出ていく選択まで相手に渡そうとしているわけではありません。体の位置を委ねる願いの中にも、決めるのは自分でありたいという声が残っています。
ネクタイもメイクも、一人の役割を決めない
「私がネクタイを締める」という言葉は、次の節の「私のメイクが、あなたにもよく似合うはず」と向き合います。一方にネクタイを、もう一方にメイクを固定するのでなく、私から相手へ渡し直せるものとして並べているのです。
呼び名も同じように動きます。自分は男になりたいと言い、相手を「G.I.R.L.」と呼び、そのすぐ後には「私が恋する男」という言葉が出てきます。誰がどの呼び名を持つかを揺らしながらも、私が欲しいと告げる動詞は途切れません。ここで確かなのは、決められた役に自分を収めることより、自分の願いを自分の声で差し出す姿勢です。
上にいなくても、自分の価値を知っている
橋渡しの節は、「上にいなくても、自分に価値があると分かっている」と言い切ります。上にいることが強さの証明になるなら、下にいたいという願いは弱さに見えてしまう。その結びつきを、私自身の言葉がほどきます。自分の価値は、相手より上の位置を取れているかどうかでは決まりません。
だから後半の「私の上に来て」と「主導権は私が握る」は、同じ声の中に並びます。相手を招き入れることも、横になる向きを決めることも、私が望んで言っている。恋しているときの自分がいちばんだという言葉は、その願いを、相手に合わせて自分をなくすことから遠ざけています。
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