
Katy Perry の「I Kissed a Girl」は、予定になかったキスをして、よかったと繰り返す私の歌です。お酒を手に勇気が出て、相手のチェリーのリップの味に触れる。悪いことをしたようにも、心地よくも感じる夜の中で、私は好奇心、恋人への気がかり、良い子であるべきという言葉の間を行き来します。
目次
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歌詞と和訳
Verse 1
This was never the way I planned
こんな展開、最初から考えていたわけじゃない
Not my intention
そのつもりはなかった
I got so brave, drink in hand
お酒を手に、ずいぶん大胆になって
Lost my discretion
慎みをなくした
It’s not what I’m used to
いつもの私とは違う
Just wanna try you on
あなたをちょっと試してみたいだけ
I’m curious for you
あなたが気になっている
Caught my attention
目を引かれたの
Chorus
I kissed a girl and I liked it
女の子にキスした それがよかった
The taste of her cherry ChapStick
彼女のチェリーのリップクリームの味
I kissed a girl just to try it
試してみたくて、女の子にキスした
I hope my boyfriend don’t mind it
彼氏が気にしないといいけど
It felt so wrong, it felt so right
すごく間違っている気も、しっくり来る気もした
Don’t mean I’m in love tonight
今夜、恋に落ちたってわけじゃない
I kissed a girl and I liked it
女の子にキスした それがよかったの
I liked it
よかったんだ
Verse 2
No, I don’t even know your name
ううん、あなたの名前さえ知らない
It doesn’t matter
それは関係ないの
You’re my experimental game
あなたは私の実験の遊び
Just human nature
人って、そういうもの
It’s not what good girls do
良い子のすることじゃない
Not how they should behave
良い子は、こんなふうに振る舞わない
My head gets so confused
頭の中がこんがらがる
Hard to obey
言われたとおりにするのは難しい
Chorus
I kissed a girl and I liked it
女の子にキスした それがよかった
The taste of her cherry ChapStick
彼女のチェリーのリップクリームの味
I kissed a girl just to try it
試してみたくて、女の子にキスしたの
I hope my boyfriend don’t mind it
彼氏が気にしなければいいな
It felt so wrong, it felt so right
間違っている気もしたのに、しっくりも来た
Don’t mean I’m in love tonight
今夜、恋に落ちたってことじゃない
I kissed a girl and I liked it
女の子にキスした 私はそれがよかった
I liked it
よかったの
Bridge
Us girls, we are so magical
私たち女の子は、こんなに不思議な魅力がある
Soft skin, red lips, so kissable
やわらかな肌、赤い唇 キスしたくなる
Hard to resist, so touchable
抗いがたくて、触れたくなる
Too good to deny it
よくなかったなんて言えないくらい
Ain’t no big deal, it’s innocent
大ごとじゃない、罪のないことなの
Chorus
I kissed a girl and I liked it
女の子にキスした それがよかった
The taste of her cherry ChapStick
彼女のチェリーのリップクリームの味
I kissed a girl just to try it
試してみたくて、女の子にキスした
I hope my boyfriend don’t mind it
彼氏が気にしないといいけど
It felt so wrong, it felt so right
すごく間違っている気も、しっくり来る気もした
Don’t mean I’m in love tonight
今夜、恋に落ちたってわけじゃない
I kissed a girl and I liked it
女の子にキスした それがよかったの
I liked it
よかったんだ
歌詞を深く読む
考えていなかったと言いながら、よかったと繰り返す
冒頭の私は、計画した展開ではなく、そのつもりもなかったと言います。その後で、お酒を手に大胆になり、慎みを失ったと続ける。自分の行動をあらかじめ望んでいたものとして説明するより、普段の自分から外れた出来事として語り始めます。
けれど、サビでいちばん繰り返すのは「それがよかった」という感想です。予定していなかったことと、楽しめなかったことは同じではありません。最初の弁明のような言葉と、体験した後の率直な肯定が、同じ声の中に並びます。
その感想に具体的な形を与えるのが、相手のチェリーのリップクリームの味です。相手の経歴や大きな恋の説明ではなく、キスで触れた味が残る。よかったという短い言葉を、知識より体で覚えた感覚へつなぐ行です。
間違いとしっくり来る感覚が、同じキスに重なる
サビでは「間違っている」と「しっくり来る」が、同じ出来事に対して歌われます。一方の感覚がもう一方を消していません。良い子はそう振る舞わないという二番の言葉と合わせると、期待される振る舞いと、自分が感じた心地よさの間にずれがあることが見えてきます。
私は、名前も知らない、実験の遊びだ、と相手を語り、今夜恋に落ちたわけではないと言います。キスのよさを認めながら、その出来事が自分にとって何を意味するかは小さく区切ろうとする声です。「今夜」という時間の限定も、その場の体験をすぐに大きな関係の名前へまとめない働きを持ちます。
その一方で、彼氏が気にしなければいいと毎回願います。私の中でどう名づけるかだけでは、出来事は終わりません。楽しめたという感想、普段の振る舞いからのずれ、別の相手がどう受け止めるかという気がかりが、一つのサビに繰り返し戻ってきます。
彼女から私たちへ、魅力を見る位置が広がる
最初のサビでは、キスをした相手は「彼女」です。終盤では、私たち女の子は不思議な魅力を持つと歌う。見て触れる相手を外から語っていた声が、自分も含む私たちへ広がります。相手だけを特別な例にするのではなく、魅力を語る輪の中へ自分も入る動きです。
やわらかな肌、赤い唇、触れたくなるという具体的な感覚が続きます。そこで、大ごとではない、悪気はないという言葉も添える。肯定する感覚は強くなるのに、出来事を軽く収めたい声も残る。その二つの向きが、サビで重なっていた間違いと心地よさを、もう一度別の言葉で響かせます。
最後も、恋に落ちたという結論ではなく、キスをしてよかったという感想へ戻ります。私が言い切るのは、その夜に何を感じたかです。説明を重ねてもなお、繰り返し声にしたいほど残っている感覚が、曲の終わりを支えています。
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